TBS系ドラマ『いろはの恋は時代をかける』で主演を務めることが発表され、大きな注目を集めている上白石萌音さん。ドラマや映画での圧倒的な演技力にとどまらず、映画『君の名は。』での声優業、透き通る歌声で多くの人々を魅了する歌手活動、さらには等身大の言葉を紡ぐ執筆活動 まで、マルチな才能を発揮し続けている実力派アーティストです。本記事では、注目の最新主演ドラマの見どころをはじめ、上白石萌音さんの基本プロフィール、代表作の軌跡、多彩な才能の秘密までを分かりやすく解説していきます。
【最新情報】ドラマ『いろはの恋は時代をかける』で主演!見どころを解説
ドラマ『いろはの恋は時代をかける』の役柄とあらすじ
本作で上白石萌音さんが演じるのは、主人公・梨木彩葉(いろは)役です。時代を超えて交錯する甘く切ないラブストーリーをテーマに、作中では非常に高難度な「一人二役」の演技に挑戦します。現代を生きる等身大の女性と、異なる時代背景の中で運命に立ち向かうヒロインという、対照的な二つのキャラクターを見事に演じ分ける表現力が一番の見どころです。これまで数々の作品で人間味あふれる繊細な感情表現を見せてきただけに、ドラマチックな世界観の中で魅せる新たな演技に期待が高まります。
共演キャスト陣とドラマへの期待感
豪華な共演キャスト陣との化学反応も本ドラマの大きな見どころです。実力派キャストたちとのテンポの良い掛け合いや、胸を打つ恋愛模様に、SNSやファンの間では放送前から大きな話題を呼んでいます。時代を超える過酷な運命に翻弄されながらも一途な恋を貫く胸キュン&感動のストーリー展開は、視聴者の心を掴んで離しません。上白石萌音さんならではの愛らしさと芯の強さを兼ね備えた存在感が、作品全体をいっそう引き立てています。
上白石萌音の基本プロフィールと芸能界での歩み
プロフィールと学業(明治大学卒業・語学力)
上白石萌音さんは1998年1月27日生まれ、鹿児島県出身の女優・歌手です。英検2級やスペイン語検定6級の資格を保持しており、知的な素顔と高い語学力でも広く知られています。
小学生時代(3年生から3年間)に父親の仕事の都合でメキシコで生活した帰国子女ですが、現地はスペイン語圏であったため、英語は帰国後に公文(KUMON)に通いながら日本国内での独学でスタートさせました。その後も「好き」を原動力に学びを継続し、明治大学国際日本学部に一般入試で合格。多忙な芸能活動と学業を両立させながら、週8コマの英語授業や翻訳課題などの学修を地道に重ねて見事同大学を卒業しました。
東宝シンデレラオーディションから大ブレイクまでの軌跡
芸能界入りのきっかけは、2011年(当時中学1年生)に応募した第7回「東宝『シンデレラ』オーディション」です。審査員特別賞を受賞して東宝芸能へ所属し、本格的に演技の道を歩み始めました。
一躍脚光を浴びることとなったのが、2014年公開の主演映画『舞妓はレディ』です。800名を超えるオーディションを勝ち抜き、見習い舞妓のヒロイン・西郷春子役を射止めました。劇中で披露した圧巻の演技力と透明感あふれる歌唱力が高く評価され、第38回日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめ数々の賞を受賞し、若手実力派女優としてのポジションを確立しました。
上白石萌音の演技力が光る代表作まとめ
大ヒットドラマ『恋はつづくよどこまでも』と朝ドラ『カムカムエヴリバディ』
TBS系ドラマ『恋はつづくよどこまでも』では、情熱的でまっすぐな看護師・佐倉七瀬役を演じ、社会的ブームを巻き起こしました。ドSな医師との胸キュンな恋愛模様が見事にハマり役となり、第104回ザテレビジョンドラマアカデミー賞主演女優賞や橋田賞新人賞、エランドール賞新人賞などを次々と受賞しました。
また、2021年度後期のNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』では、全3,061人のオーディションを勝ち抜き、初代ヒロイン・橘安子役を射止めました。昭和の激動の時代を生き抜く少女から母親への変化を繊細かつ力強く演じ分けたほか、劇中で披露したナチュラルで感情豊かな英語長台詞も大きな話題を呼びました。本作の好演により、第111回ザテレビジョンドラマアカデミー賞主演女優賞を獲得しています。
映画『君の名は。』『夜明けのすべて』で見せた声と表現力
日本中を熱狂させたアニメ映画『君の名は。』では、ヒロイン・宮水三葉の声優を務めました。田舎の女子高生と東京の男子高校生という二つの異なる精神状態を同一キャラクターの中で違和感なく演じ分け、新海誠監督からも絶賛される圧倒的な声の表現力を発揮しました。この演技が高く評価され、第11回声優アワード主演女優賞を受賞しています。
実写映画作品でも高い評価を得ており、映画『夜明けのすべて』では藤沢美沙役を繊細に演じ切りました。作品は第74回ベルリン国際映画祭にも出品されたほか、上白石さん自身も第48回日本アカデミー賞優秀主演女優賞や第16回TAMA映画賞最優秀女優賞を受賞するなど、映画界でも実力派として確固たる存在感を示しています。
舞台『千と千尋の神隠し』や菊田一夫演劇賞受賞の実績
幼い頃から憧れていた舞台の世界でも、世界的な評価を受けるほどの目覚ましい活躍を見せています。世界初の舞台化として話題となった『千と千尋の神隠し』では主人公・千尋役を務め、国内公演だけでなくロンドン・コロシアムでの海外公演でも少女の成長を自然体で演じ、現地観客を魅了しました。
さらに、高校時代から憧れていたミュージカル『ダディ・ロング・レッグズ 〜足ながおじさんより〜』のジルーシャ・アボット役では、豊かな歌声と表情豊かな演技で観客の心を掴みました。これらの作品での圧倒的な実績により、第30回読売演劇大賞最優秀女優賞を史上最年少で受賞したほか、第51回菊田一夫演劇賞を受賞するなど、演劇界でもトップ女優としての実力を証明しています。
女優にとどまらない!歌手・文筆家としてのマルチな才能
歌手デビュー10周年!アルバム『bouquet』『texte』と音楽活動
2016年にミニアルバム『chouchou』でメジャー歌手デビューを果たした上白石萌音さん。「演じるように歌い、歌うように演じる」という姿勢のもと、劇中歌や数々の作品に命を吹き込み、豊かな表現力と透明感あふれる歌声で多くのファンを魅了し続けています。NHK紅白歌合戦への初出場や日本武道館でのワンマンライブ開催など、アーティストとしても輝かしい実績を積み重ねてきました。
歌手デビュー10周年を迎えるにあたり、アニバーサリーイヤー作品としてアルバム『texte』や『bouquet』をリリース。『texte』では映像作品にまつわる楽曲やカバー曲を通じて10年の歩みを重ね合わせ、オリジナルアルバム『bouquet』では内澤崇仁(androp)、大橋トリオ、角舘健悟(YOGEE NEW WAVES)、水野良樹(いきものがかり/HIROBA)といったゆかりの深い豪華アーティスト陣から楽曲提供を受けています。「提供していただく一輪一輪の花(命)を束ねて感謝を届ける」という思いが込められた『bouquet』を携え、地元・鹿児島での凱旋ライブや初の主催野外フェスを開催するなど、音楽活動でも精力的な挑戦を続けています。
エッセイ集『いろいろ』『そもそも』で紡ぐ等身大の言葉
上白石萌音さんのもう一つの大きな魅力が、文章を通じて言葉を届ける文筆家としての才能です。2021年に刊行された初の著書・エッセイ集『いろいろ』は、日常の思索や情景を綴った50篇のエッセイのほか、故郷・鹿児島への旅ルポや自身撮影の写真などを収めた作品です。タイトルには「求められる色に染まる」という仕事への真摯な思いや「人生いろいろ」という実感が込められており、飾らない温かな言葉で書かれた本音が多くの読者の共感を呼びました。
さらに、続編となるエッセイ集『そもそも』の刊行をはじめ、語学への深い愛から生まれた共著『翻訳書簡 『赤毛のアン』をめぐる言葉の旅』や雑誌連載など、言葉に対する深い敬意と感性が文筆活動の随所に表れています。女優や歌手として多彩な役や歌を生きる一方で、エッセイで見せる等身大で誠実な言葉は、彼女の人間的な魅力をより一層引き立てています。
今後の公開予定作品とこれからの活躍
映画『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』や『モネ 時の海を渡った絵』などの新作情報
上白石萌音さんは、今後も大きな話題作への出演が控えています。映画『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』では、日系アメリカ人のアリス役として全編英語のセリフやタップダンスに挑戦しています。世界的に知られる名曲の誕生秘話を描く本作で、持ち前の高い英語力と豊かな表現力を遺憾なく発揮する新たなステージとして高い関心が寄せられています。
さらに、映画『モネ 時の海を渡った絵』では、大ヒット朝ドラ『カムカムエヴリバディ』の安達もじり監督をはじめとする制作チームと再びタッグを組み、ヒロイン・杉山華子役を務めます。主演の林遣都さん演じる青年とともに、画家クロード・モネの未完の名画《睡蓮》と「松方コレクション」に秘められた時を超えるドラマを描き出します。名前の由来にもなったクロード・モネの作品に深く縁のある上白石萌音さんにとって運命的な一作であり、スクリーンで魅せる新たな好演に期待が高まっています。
まとめ
TBS系ドラマ『いろはの恋は時代をかける』での主演・一人二役への挑戦をはじめ、上白石萌音さんは表現者として常に進化を続けています。
ドラマ・映画・舞台の第一線で数々の賞を獲得してきた確かな演技力はもちろんのこと、聴く人の心を解きほぐす透明感あふれる歌声、飾らない等身大の言葉で共感を呼ぶ文筆活動、そして努力で培った圧倒的な語学力まで、その才能と魅力は留まることを知りません。
演技・歌・執筆・語学と変幻自在に活躍の場を広げ、人々に感動を届け続ける上白石萌音さん。これからのさらなる飛躍から目が離せません。




