魅力的な演技派女優、古川琴音のキャリアと才能

女優

個性派女優、デビューからわずか3年で

古川琴音さんは、個性的な演技で注目を集める女優です。彼女はデビューからわずか3年で存在感を放ち、様々な役柄を演じています。社会学者の古市憲寿氏は、古川琴音の魅力について語っています。

古川琴音の魅力は、他にはない存在感です。彼女は独特な雰囲気を持ち、印象的な演技をします。古川琴音は、センシティブな役柄から愛されキャラまで、幅広いキャラクターを演じ分けています。彼女の瑞々しい演技は、映画やドラマの中でさらに輝きを増しています。

また、古川琴音は役柄への探究心が半端ではありません。彼女はオーディションで多くの役を勝ち取り、役になりきるために努力しています。例えば、ミュージカル「INTO THE WOODS」のシンデレラ役を得るために、防音の部屋に引っ越して練習したこともあります。

ミュージカル『INTOTHEWOODS』 古川琴音【シンデレラ役】コメント

古川琴音 ぷろふぃーる

古川琴音:ふるかわことね、本名同じ
生まれ: 1996年10月25日 (年齢 27歳),
出身:神奈川県藤沢市
出身中学、高校:日本大学藤沢中学校・高校
学歴: 立教大学現代心理学部映像身体学科卒
身長: 161 cm
事務所: ユマニテ  
特技:バレエ、ヒップホップ、シンブリッシュ(でたらめな言葉を使って人と話したり即興演劇したりするもの)
公式サイト: 古川琴音 公式プロフィール
活動期間: 2018年 ~
実家:父母兄 祖父母は北海道 ポン、カイ、スミ、むーの4匹の猫

幼いころよりバレエを習っており、その延長線上で演技を始めようと中学、高校で演劇部に入部。
就活のタイミングで、自分が将来何をしていきたいかを考えた時に「無理かもしれないけど、役者をやってみたいな」と思い、事務所のオーディションを受け、合格しユマニテに所属。
ユマニテを受けた理由は、満島ひかりと芝居をするには同じ事務所に入ればいいと思ったため

2018年、9つの映画祭でグランプリを受賞した映画「春」で、デビュー作にして主演を務め、ベスト女優賞を受賞。
2020年、朝ドラ「エール」で主人公夫婦の娘役を演じる。
2021年のドラマ「コントが始まる」では、菅田将暉・有村架純らメインキャストと肩を並べ、今年上半期にブレイクした女性タレントランキングで1位に輝いた。

古川琴音、映画初主演 認知症の祖父を介護する美大生役 短編映画『春』

古市憲寿:
元々この俳優の仕事はしたかったんですか?

古川琴音:
中学・高校・大学時代にはずっと演劇部や演劇のサークルに所属していて、周りから褒められることも多かったから1回チャレンジしてみよう…みたいな感じでした。

まず映画を見に行ってみようと思って、たまたま見たのが「海辺の生と死」っていう満島ひかりさん主演の映画があって。満島さんのお芝居が、皮膚感覚で伝わってくるものが多かったんですよね。

2019年、杉咲花、新田真剣佑らと共に出演した映画「十二人の死にたい子どもたち」で個性的な少女を演じて注目を浴びると、2020年に放送されたドラマ「この恋あたためますか」では、主人公の親友である中国人の役を演じ、話題に。

センシティブな役柄から愛されキャラまで、様々な役を演じてきた古川。そんな女優・古川琴音のイメージを10代から60代の男女100人に聞いたアンケートでは、「個性的」「演技力がある」「印象に残る」が上位に。古川琴音の魅力は、「他にはない存在感」。

古市憲寿:
例えばドラマ中の分数としてはちょっと短い役でも、なんかちょっと印象に残るというか、顔だったりしゃべり方とかが印象に残るって方が多いみたいで。雰囲気が独特なのかな。

古川琴音:
ありがたいですね。独特とはよく言われます。

古市憲寿:
3ミリぐらい浮いてる感じ。同じ場所にいても、ちょっと違う場所にいるのかなって錯覚するような。

古川琴音:
本当ですか、さっきヘアメイクさんにも同じことを言われました。「琴音ちゃんの世界は普通の人のラインがここだとしたら、この上で何か色々ある」

古市憲寿:
そうそうそう、ちゃんと我々と共有できているんだけど、ちょっと違う世界を生きているのかなって。微妙なズレっていうのがやっぱり何か、面白いんじゃないですかね。

誰にもマネすることができない、唯一無二の存在感を放つ女優・古川琴音。デビューからわずか3年で話題作への出演が続く、彼女の“女優”への向き合い方に迫る。

「半端じゃない役への探究心」 夢を掴みとるためへ“引っ越し”?

古市憲寿:
オーディションめちゃくちゃ受かるんですよね?

古川琴音:
オーディションで頂いた役は多いかもしれません。

古市憲寿:
オーディションに受かる秘訣ってあるんですか?

古川琴音:
いただいた役のオーディションのことを振り返ると、やっぱりすごく楽しんでやっていたなっていうのは覚えています。まだ自分が受ける役が誰のモノにもなってないし、何の責任も負わなくていいっていう状態がすごく合っていたみたいですね。仕事始めて間もない頃は、オーディションの時はノビノビできていたのに、なんで本番になったら縮こまっちゃうんだろうって悩んでいた時期がありました。

数々の役をオーディションで勝ち取ってきた古川が新たにつかみ取ったのが、2022年1月から始まるミュージカル「INTO THE WOODS」のシンデレラ役。シンデレラ役を演じることが念願だったという古川は、役を得るためにある行動をとった。

古川琴音:
すごくやりたかったので、防音の部屋に引っ越しをして練習していました。カラオケに毎回行くのもやっぱりお金がかかるなと思って、ちょっと家賃上げて防音の家に移った方が24時間練習できると思って。「オーディションがあるよ」って言われた日にすぐに家探して移って、練習した結果(役を)いただくことができて、本当に作戦勝ちだったと思います。

古市憲寿:
すごい。普通は受かってその役をやるって決まってから、練習するために引っ越すのは分かりますけど、オーディションのために引っ越した。

古川琴音:
取りに行ってました。本当にこれは逃しちゃいけないと思って。

やりたい役のためなら、役に決まる前でも引っ越す!古川琴音の魅力2つ目は「半端じゃない役への探究心」にある。

古市憲寿:
いろんな役をしなきゃいけないわけじゃないですか、どんな役もできちゃうものなんですか?

古川琴音:
いや…そんなことないと思います。麻薬中毒者の役をやらせていただいたんですけど、役は架空だとしても、その気持ちとか、その環境に共感してくださる方がいるっていうことは、その役は生きてるも同然だから。自分の勝手な解釈でその役を汚したらいけないなっていう気持ちがあって、薬物中毒のこととか依存症とか、いろんなことを調べたんですけど。

古市憲寿:
いざ調べてみて本番始まりましたっていうと、調べたことを生かすのか、それとも調べたことは1回横に置いといて、そこで感じたことで役になりきるのか、どんな感じなんですか?

古川琴音:
置いといて演じましたね。そこは蓄積されていると信じて、相手の人に集中して、相手の言葉に反応して出たものがすべてだと思ったので。

役について調べて突き詰めた上で、本番ではその役になりきって、普段通り会話をするように演じているという古川。

シンデレラストリーの先に…古川琴音の挑戦は続く

他にはない存在感と飽くなき探究心を持つ、女優・古川琴音が見据える今後は…。

古川琴音:
ボーダーレスにいろんなところで、いろんな形でお芝居ができたら良いなと思っています。まだ声優とか挑戦したことないし、海外の作品とかも機会があるんだったら出られるようになりたいなって思います。

唯一無二の存在感で人々を魅了する、女優・古川琴音の今後の活動から目が離せない。(引用:めざまし8「エンタメ社会学」)


2021年、出演作『偶然と想像』が第71回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、同作は最高賞に次ぐ審査員大賞である「銀熊賞」を受賞した。

2022年、NHK特集ドラマ『アイドル』でテレビドラマ初主演。

2023年、『どうする家康』で大河ドラマに初出演。

7月スタートの月9ドラマ『海のはじまり』

あまりにしつこ過ぎる解説でしたが、目黒蓮さんが待望の月9初主演!
脚本・生方美久さん×風間太樹監督
×村瀬健プロデューサーの『silent』チーム集結!
完全オリジナルストーリーでお届けする
さまざまな形の“親と子”のつながりを通して描く、愛の物語。

映画『言えない秘密』公開中

アイドルグループ「SixTONES」の京本大我と「偶然と想像」の古川琴音が共演したラブストーリー。

彼女は幅広い役柄に挑戦し、繊細で感情豊かな演技で観客に深い印象を与えています。今後も彼女の成長と活躍に注目し、さらなる飛躍に期待しています。


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