【憑依型俳優・古川琴音の魅力!マキアージュから最新朝ドラも】

古川琴音 女優
古川琴音
【古川琴音】「ドキドキします…」初の女優ゲスト!

前回ブログ(2024.07)【魅力的な演技派女優、古川琴音のキャリアと才能】

2024年7月に公開した前回の記事「魅力的な演技派女優、古川琴音のキャリアと才能」から約2年。古川琴音さんの勢いは、とどまるどころか加速し続けています。月9ドラマでの切ない演技から、NHK夜ドラでのミステリアスな主演、さらには大手化粧品ブランドの顔まで。今や日本映画・ドラマ界に欠かせない存在となった「憑依型俳優」古川琴音さんの、2024年後半から2026年にかけての最新活動と、その唯一無二の魅力を深掘りします。

「憑依型俳優」古川琴音の本領発揮:『海のはじまり』で見せた不在の存在感

南雲水季(海のはじまり)役:物語の「カギ」を握る圧倒的な演技力

2024年7月期の月9ドラマ『海のはじまり』において、古川琴音さんは主人公・月岡夏(目黒蓮)の元恋人である南雲水季役を演じました。物語開始時点で水季は既に亡くなっているという難しい設定でしたが、回想シーンを通じて「なぜ彼女は1人で娘を育てる決断をしたのか」という**物語の核心(カギ)**を体現し、大きな話題を呼びました。

このドラマは「現在」と「過去」の時間軸が並行して紡がれますが、水季は**「もう一人のヒロイン」**といえる重要なポジションです。姿を見せない「現在」のパートにおいても、娘の海(泉谷星奈)の存在や周囲の人々の記憶を通じて彼女の「生きた証」が鮮明に描き出されました。故人でありながら物語を牽引し続けるという、複雑な時間軸を成立させた彼女の演技力は高く評価されています。

役を生きる「憑依型」の極意とメディアからの高い評価

古川さんは、その圧倒的な実在感からしばしば**「憑依型俳優」と称されます。2026年2月放送のニュース番組『ノンストップ!』では、彼女の役作りの極意**が紹介されました。古川さんは自身の演技スタイルについて「色々なキャラクターのイメージを自分の中に取り入れながら表現している」と語っています。

彼女の持つ「唯一無二の存在感」は、キャリアの初期から際立っていました。映画『十二人の死にたい子どもたち』(2019年)での強烈なインパクトを残した役柄や、濱口竜介監督から「あまりウソをつけないタイプ」と評された誠実な役作りが、現在の高い評価に繋がっています。幼少期からのバレエ経験で培われたしなやかな身のこなしや、会話劇を支える独特な声も、役をその場に実在させる彼女の大きな武器となっています。

海のはじまり – フジテレビ
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2026年最新主演作:NHK夜ドラ『ミッドナイトタクシー』での新境地

主演・蘭象子役:ミステリアスなタクシードライバーとしての魅力

2026年6月1日から7月23日まで放送されたNHKの「夜ドラ」枠『ミッドナイトタクシー』にて、古川琴音さんは主人公の蘭象子(あららぎ しょうこ)役を熱演しました。舞台は夜の東京。古川さんが演じる29歳の象子は、深夜専業のタクシードライバーという、彼女の持つミステリアスな雰囲気と唯一無二の存在感に完璧にマッチした役どころです。

劇中の象子は決して饒舌ではなく、特別な気配りを見せるわけでもありませんが、バックミラー越しに乗客へそっと心を寄せる独特の佇まいが、観る者に深い印象を残しました。深夜の静寂の中で、彼女の車に乗り込んだ客たちが、心の殻を脱ぎ捨てて素の本音を語り出していく過程は、古川さんの静かながらも確かな包容力によって見事に表現されていました。

1話15分のヒューマンドラマを支える安定した実力

全32話、各話15分という濃密な短編形式のヒューマンドラマにおいて、古川さんは**「受け」の演技**で圧倒的な実力を発揮しました。毎回訪れるゲスト乗客たちが抱える「ささやかな秘密」や「孤独を隠すためのうそ」を引き出し、彼らの心の行き先を夜明けの方角へと変えていく象子の姿は、多くの視聴者の心に灯をともしました。

物語の根底には、象子自身も30歳という大きな節目を前に、自分自身の「探し物」を見つけようとする繊細な心理描写が流れています。自分探しに揺れる等身大の葛藤と、ドライバーとしてのプロフェッショナルな距離感。この絶妙なバランスを体現した古川さんの演技は、同世代の視聴者からも強い共感を呼び、彼女のキャリアにおける新たな代表作の一つとなりました。

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演劇界でも頂点へ:読売演劇大賞 優秀女優賞の快挙

舞台『Touching the Void』での熱演と「優秀女優賞」受賞

映像作品での目覚ましい活躍の一方で、古川琴音さんは舞台俳優としても確固たる地位を築いています。2024年に出演したパルコ・プロデュース舞台『Touching the Void タッチング・ザ・ヴォイド ~虚空に触れて~』でのセーラ役の演技が極めて高く評価されました。その結果、第32回読売演劇大賞の優秀女優賞を受賞するという快挙を成し遂げています。

中学校の演劇部からキャリアをスタートさせた彼女にとって、生の舞台は「劇場の空気の振動を通して伝わってくる迫力」や「現在と過去の時間の繋がりを空間ごと表現する場所」として特別な意味を持っています。日本を代表する実力派舞台俳優の一人として認められたこの受賞は、彼女の多才さを改めて証明するものとなりました。

声優初挑戦『花緑青が明ける日に』:声だけで表現する新たな才能

2026年3月、古川さんはさらなる新境地として長編アニメーション映画『花緑青が明ける日に』で声優に初挑戦しました。本作では主人公の幼なじみ・式森カオル役として、萩原利久さんとともにW主演を務めています。

初めての「声だけの芝居」において、古川さんは「想像以上に難しかった」とその苦労を語っています。特に、決められた尺(秒数)の中にセリフを収める感覚や、映像からキャラクター同士の距離感を読み取って声に乗せる表現、そして実写とは異なり自分自身で「間」を作れないもどかしさに直面したといいます。しかし、この試行錯誤を経て、実写とは異なるアプローチで感情を伝える術を学んだことは、彼女にとって「新たな表現の幅」を広げる大きな経験となりました。

広告・ビジュアルで見せる「美」の象徴:マキアージュと写真集

古川琴音「冷蔵庫の残り物でご飯を作れるようになりました」/新マキアージュ発表会

資生堂マキアージュ(MAQuillAGE)ニューミューズ就任の衝撃

2025年2月7日、古川琴音さんは資生堂のトータルメイクアップブランド「マキアージュ(MAQuillAGE)」のニューミューズに就任しました。これまでの「唯一無二の存在感」を放つ個性派俳優としてのイメージに加え、新たに日本の「美の象徴」としての発信力を獲得したこのニュースは、広告界やファンの間に大きな衝撃と喜びを与えました。

新ブランドメッセージ「きれいは、みんなで進んでく。」を掲げ、古川さんは「とろける美膜リップ(ドラマティックエッセンスルージュ)」や「エッセンスベースEX」などのCMに出演。彼女の持つ圧倒的な透明感と、役柄によって表情をがらりと変える「憑依型」の表現力が、マキアージュが目指す「新しいメイク文化の形成」と見事に合致しています。単なる美しさだけでなく、見る者の心に深く残る彼女のビジュアルは、ブランドの新たな魅力を引き出しています。

写真集「CHIPIE(シピ)」:ドイツで撮影された28歳の「現在地」

2025年7月3日、古川さんは待望の写真集「CHIPIE(シピ)」(講談社)を発売しました。撮影を手掛けたのは、2019年のフォトブック「pegasus 01」でもタッグを組んだ写真家の松岡一哲氏です。

舞台となったのはドイツ。28歳を迎えた彼女が、異国の地で見せたありのままの姿、まさに彼女の「現在地」を映し出した一冊となっています。俳優として数々の役を「憑依」させてきた彼女が、その仮面を脱ぎ、一人の女性として佇む瞬間が美しく切り取られています。発売記念として代官山や銀座の蔦屋書店で開催されたトークショー&お渡し会には多くのファンが詰めかけ、彼女の等身大の魅力に触れる貴重な機会となりました。映像や舞台で見せる顔とはまた異なる、彼女の素の表情が凝縮されたこの作品は、ファンにとって必携のアイテムといえるでしょう。

古川琴音 7年ぶりの写真集を披露 写真集「CHIPIE」発売記念会見

朝ドラ常連俳優へ:『あんぱん』から2027年『巡るスワン』への快進撃

古川琴音さんとNHKの縁は非常に深く、これまでにも連続テレビ小説『エール』や大河ドラマ『どうする家康』などの話題作で重要な役どころを次々と演じてきました。そして近年、その信頼関係はさらに強固なものとなり、朝ドラの世界において欠かせない「常連俳優」としての地位を盤石なものにしています。

連続テレビ小説『あんぱん』での活躍と特別編の主演

2025年度後期の連続テレビ小説『あんぱん』において、古川さんは柳井のぶの茶道の弟子である中尾星子役として出演しました。本編(第120回~129回)での確かな存在感に加え、特筆すべきはスピンオフ特別編の第4回「受け継ぐもの」での主演抜擢です。

本編の枠を超えてスピンオフ作品の主演を任されたことは、彼女の演技力が作品の世界観を深めるために不可欠であると、NHKの制作陣から極めて高く評価されている証といえるでしょう。一人の女性の成長と伝統の継承を繊細に体現したこの特別編での演技は、視聴者の心に深く刻まれ、彼女の俳優としてのキャリアに新たな輝きを添えました。

バカリズム脚本『巡るスワン』出演決定:未来の注目作

古川さんの快進撃は止まらず、既に2027年度前期の連続テレビ小説『巡るスワン』への出演も決定しています。本作は、数々のヒット作を生み出してきたバカリズムさんが脚本を手掛けることで、放送前から非常に高い注目を集めている作品です。

古川さんが演じるのは、主人公の幼なじみである**笠原七海(かさはら・ななみ)**役です。バカリズム作品特有の緻密な構成やウィットに富んだ会話劇の中で、彼女の「憑依型」と称される変幻自在な演技がどのような化学反応を起こすのか、早くも大きな期待が寄せられています。2027年に向けて、彼女が再び朝の顔として日本中にどのような感動を届けてくれるのか、その活躍から目が離せません。

結び

2024年の月9ドラマ『海のはじまり』での圧倒的な存在感から、2026年の主演作『ミッドナイトタクシー』、そして2027年の連続テレビ小説『巡るスワン』へと続く古川琴音さんの勢いは、まさに破竹の快進撃と言えます。

憑依型俳優」と称される彼女は、物語の鍵を握る亡き恋人や、深夜の街を走るミステリアスなタクシードライバーといった多様な役柄を自分の中に取り入れ、その人物として生きることで観る者を驚かせ続けています。一方で、資生堂「マキアージュ」のニューミューズ就任や、ドイツで撮影された写真集「CHIPIE」で見せた素顔は、彼女が個性派俳優という枠を超え、新たな「美の象徴」へと進化していることを証明しました。

さらに、読売演劇大賞優秀女優賞の受賞や声優への初挑戦など、舞台やアニメーションの世界でもその唯一無二の才能を惜しみなく発揮しています。バカリズムさんが脚本を手掛ける2027年の朝ドラという新たなステージで、彼女がどのようなキャラクターを私たちに「憑依」させて見せてくれるのか、その止まらない進化と活躍から今後も目が離せません。


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