2025年4月の記事から約1年。横浜流星さんの勢いは止まるどころか、日本映画界の「真ん中」を担う存在へと進化しました。かつて世界を制した空手で培ったストイックさは、今や「ボクシングプロライセンス取得」や「日本アカデミー賞最優秀主演男優賞」という形で結実しています。本記事では、ファン待望の広瀬すずさんとの再タッグ作『汝、星のごとく』の詳細から、2025年の大河ドラマ主演、そして30歳を迎える彼の最新動向までを徹底解説します。
(2025.04)「横浜流星の空手修行と広瀬すずの熱愛噂を徹底解説」
【最新作】横浜流星×広瀬すず、3度目の共演が描く「運命」
2026年秋公開『汝、星のごとく』への並々ならぬ熱量
本作は、凪良ゆう氏による2度目の本屋大賞受賞作を映画化した待望のラブストーリーです。横浜流星さんは一読者として原作を読んだ際、「瀬戸内海の綺麗な景色の中に、自分が櫂(かい)として生きたい」と映画化を熱望したといいます。自ら凪良先生や藤井監督へ長文で想いを伝え、快く受け取ってもらったことで動き出した、まさに彼自身の熱意が結実した渾身の企画です。
盟友・藤井道人監督と描く、15年間に及ぶ切ない愛の軌跡
広瀬すずさんとは、横浜さんにとって「転機となった」と語る映画『流浪の月』以来、3度目の共演を果たします。メガホンを取るのは、近年の横浜さんの主演作で繰り返しタッグを組んできた盟友・藤井道人監督です。風光明媚な瀬戸内海の島を舞台に、運命に翻弄されながらも自らの「選択」を迫られる男女の15年間に及ぶ切ない愛の軌跡を、広瀬さんと共に体現します。
日本アカデミー賞を席巻!「演技派」としての地位を確立
映画『正体』で悲願の第48回最優秀主演男優賞を受賞
横浜流星さんは、2025年に開催された第48回日本アカデミー賞において、映画『正体』の演技で最優秀主演男優賞を受賞しました。本作で彼は、脱獄した少年死刑囚という難役に挑み、人間の心が壊れていく様やその「正体」を鮮烈に表現して観客を圧倒しました。2020年の第43回での新人俳優賞受賞、そして2023年の第46回での優秀助演男優賞受賞を経て、ついに日本映画界の頂点に立つ栄誉を手にしたことは、彼が着実にスターダムを駆け上がってきた証といえます。
映画『国宝』俊介役で見せた、吉沢亮との「運命的」な化学反応
歌舞伎の世界を舞台にした映画『国宝』で、横浜さんは名門一家の御曹司である大垣俊介を演じました。主役の喜久雄を演じる吉沢亮さんを支え、互いの感情を循環させる「受けの演技」に徹したことが高く評価され、第49回日本アカデミー賞(2026年)では優秀助演男優賞を受賞しています。吉沢さんとはデビュー当初の『仮面ライダーフォーゼ』からの親友であり、当時の役名にも「流星」という共通点があったことから、授賞式の場でも二人の共演に「運命的なものを感じた」と語っています。
吹き替えなし!1年半にわたる稽古で挑んだ「本物の女形」
本作の撮影にあたり、李相日監督から「本物の歌舞伎役者になれ」という極めて高い要求を受けた横浜さんは、1年半にも及ぶ壮絶な稽古と役作りに身を投じました。舞踊や所作を徹底的に体に染み込ませ、劇中の演目シーンはすべて「吹き替えなし」で自ら演じきっています。特に、女形として艶やかに舞う『二人道成寺』などの圧巻の舞台シーンは、アスリートさながらのストイックさで「役を生きる」彼だからこそ到達できた境地です。
2025年大河ドラマ『べらぼう』主演という大きな転換点
江戸のメディア王・蔦屋重三郎の47年を「生ききった」1年
横浜流星さんは、2025年のNHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』において、主人公の**蔦屋重三郎(蔦重)**役を務めました。蔦重は江戸時代に大衆文化の基礎を築き、エンターテインメントを発展させた「メディア王」として知られる人物です。
横浜さんは常々、役を単に「演じる」のではなく、その人物を**「生きる」**ように心がけていると語っています。本作でも、蔦屋重三郎としての47年の生涯を全力で生ききるため、残された資料を読み込み、専門家の話を聴くなど徹底的な準備を重ねて撮影に臨みました。
この大河ドラマでの経験について、横浜さんは「映画『国宝』に限らず、自分が携わってきた作品、生きてきた人物、すべてが活きている」と振り返っています。空手修行から始まり、ボクシングや歌舞伎、そして数々の難役を経て培ってきた俳優としてのキャリアが、この「蔦重」という大きな役に結実した、まさに役者人生の集大成と呼べる1年となりました。
限界を超えるストイックさ:ボクシング・プロライセンス取得の裏側
映画『春に散る』の説得力を求めて…撮影後も続いた孤独な闘い
横浜流星さんは、映画『春に散る』で世界チャンピオンを目指すボクサー・翔吾役を演じるにあたり、実際に日本ボクシングコミッションのプロテストを受験し、見事合格を果たしました。特筆すべきは、彼がプロテストを受けたのが撮影終了から3ヵ月後であったという事実です。すでにボクサーを演じる必要がなくなった後も挑戦を続けたのは、彼の中に「この作品を絶対に嘘にしたくなかった」という強い想いがあったからです。
幼少期から極真空手に打ち込み、世界王者にも輝いた経歴を持つ横浜さんは、格闘技に対して並々ならぬリスペクトを抱いています。俳優にならなければ空手の道に進んでいたと語るほど、格闘技は彼の根幹を成すものです。「格闘家は負けたら死だと思っている」とその覚悟を理解しているからこそ、単なる演技の枠を超え、作品に本物の説得力を持たせることに心血を注ぎました。
その道のりは過酷で、映画の撮影直後には別の舞台作品の公演を控えていましたが、3ヵ月の公演を終えた千秋楽の当日から再びスパーリングを再開し、自分を極限まで追い込んでテストに臨んでいます。「一度決めたことは責任を持って貫く」という精神力は、空手の稽古を通じて培われたものであり、その武道家としての魂が、ボクシングという新たな領域でも発揮されました。共演した佐藤浩市さんは、この報を聞いた際「あいつは、本当にやりやがったんだな」と、その妥協なき姿勢に感銘を受けたといいます。

2026年、30歳の節目へ。横浜流星の「次なる選択」
TBS金曜ドラマ『LOST10』大河後初の民放連ドラ主演へ
横浜流星さんは、2026年10月期放送のTBS系・金曜ドラマ『LOST10(ロストテン)』で主演を務めます。これは大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』後、初の民放連続ドラマ出演であり、ゴールデン・プライム帯では初の単独主演作となります。北海道の過酷な大自然を舞台にした完全オリジナルのヒューマンサスペンスで、彼は遭難事故の真相を追う刑事・小駒役を演じます。本作のテーマは「すべてを疑え」であり、嘘と真実の境界線が曖昧になる中で、守るための嘘が大切なものを失わせるという人間の業や愛を描いています。
DIME「今年の顔」選出と小説『選択』に見るクリエイターの顔
2025年、横浜さんは「第38回小学館DIMEトレンド大賞」において「話題の人物賞」を受賞し、名実ともにその年を象徴する「今年の顔」として評価されました。俳優としての飛躍に加え、クリエイティブな一面も注目されています。高校時代の同級生である岩谷翔吾さん(THE RAMPAGE)と2年がかりで共作した小説『選択』では、自ら原案を務めました。この作品は「人生における選択」を主題にしたネオ・ハードボイルドな物語で、執筆者の岩谷さんと100回以上のやりとりを重ねて完成させた、彼の表現の幅広さを象徴する一冊です。
「役者以外、何も残らなくていい」という覚悟で迎える30代
1996年生まれの横浜さんは、2026年に30歳という大きな節目を迎えます。彼は自らを「趣味もなく、役者以外に引き出しがないつまらない男」と分析しながらも、だからこそ演じることだけに全てを懸けられると語っています。映画『国宝』で演じた、芸のために全てを捨てる人物の生き様に共感し、「最終的には役者以外何も残らない人生になるだろう」という凄まじい覚悟を口にしています。空手で培った「一度決めたことは責任を持って貫く」という精神力そのままに、芝居を単なる仕事ではなく「生きる」ことそのものとして捉え、30代という新たなステージへ突き進んでいます。
まとめ:空手世界チャンピオンから日本の「国宝」へ
2025年から2026年にかけての横浜流星さんは、まさに**「国民的俳優」への階段を一気に駆け上がりました**。かつて中学3年生で**極真空手の国際大会優勝(世界一)**に輝いた経歴を持つ彼は、そこで培った「一度決めたことは責任を持って貫く」という精神力を武器に、俳優の道を選びました。
2025年には、映画『正体』で第48回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞し、名実ともに日本映画界の頂点に立ちました。また、映画『国宝』では、歌舞伎の名門の御曹司・俊介役を演じるため、1年半に及ぶ稽古を経て演目シーンをすべて吹き替えなしでやり遂げるという、凄まじいまでの役作りを披露しました。この作品で吉沢亮さんと共に、2025年を象徴する「国宝級」の存在感を示し、翌年の日本アカデミー賞でも優秀助演男優賞を受賞しています。
さらに、2025年NHK大河ドラマ**『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』の主演**として江戸のメディア王・蔦屋重三郎の47年の生涯を生ききった経験は、彼にとって「これまでの作品、生きてきた人物、すべてが活きた」集大成となりました。
2026年に30歳の節目を迎える彼は、さらなる高みへと突き進んでいます。自ら原作を読み「櫂(かい)として生きたい」と熱望して動き出した広瀬すずさんとのW主演映画『汝、星のごとく』(2026年10月公開)や、大河後初の民放連ドラ主演となる**TBS金曜ドラマ『LOST10』**など、注目作が目白押しです。
「役者以外、何も残らない人生になってもいい」と語り、趣味も持たず芝居にすべてを懸けるストイックな姿勢は、武道家としての魂そのものです。**30代を目前にした彼の「選択」**から、今後も目が離せません。
