宮沢氷魚(みやざわ ひお)とは?プロフィールと経歴
家族構成と芸能一家のルーツ
宮沢氷魚の父親は、ロックバンド「THE BOOM」のボーカルとして有名なシンガーソングライターの宮沢和史、母親はタレントの光岡ディオンです。芸能一家に生まれたことから、幼い頃から芸能界に興味を持ち、アメリカ留学中に現在の事務所に履歴書を送ったことが芸能活動のきっかけとなりました。
モデル・俳優としてのデビューと主な出演作
2015年、「第30回MEN’S NON-NO専属モデルオーディション」でグランプリを獲得し、モデルデビュー。同年10月号から『MEN’S NON-NO』専属モデルとして活動を開始しました。2017年にはTBS系ドラマ『コウノドリ』第2シリーズで俳優デビュー。その後、『偽装不倫』(2019)、NHK連続テレビ小説『エール』(2020)、映画『騙し絵の牙』(2021)などに出演し、映画『his』(2020)で初主演を務めました。同作でTAMA映画賞最優秀新進男優賞など複数の映画賞を受賞しています。近年では、NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』(2022)、映画『エゴイスト』(2023)、TBSドラマ『さよならマエストロ』(2024)、映画『52ヘルツのクジラたち』(2024)など話題作に次々と出演。2025年にはNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」にも出演しています。
宮沢氷魚の結婚・未入籍の真相
黒島結菜との関係と事実婚発表
宮沢氷魚と黒島結菜は、NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』で夫婦役を演じたことをきっかけに交際をスタートさせました。2024年1月16日、2人はファンクラブやSNSを通じて事実婚と黒島の妊娠を発表し、すでに同居していることも明かしました。宮沢は「お互いに入籍という形にはこだわっておらず、現時点では籍を入れる予定はありません」とし、生涯のパートナーとして家族となる決意を示しています。
なぜ入籍しない?二人が選んだ“新しい家族の形”
2人は「入籍という形にはこだわらない」と明言し、必要なタイミングが来たら話し合って決めるとしています。この選択の背景には、家族やパートナーシップの多様性を尊重したいという思いがあるようです。また、黒島は「交際を始めた当初から入籍することは考えておらず、私たちにとって必要なタイミングが来たら話し合って決めたい」と語っています。フランス在住の女優・杏の影響もあり、欧州で一般的な事実婚という形を選んだとも報じられています。
子どもの誕生と今後の家族像
2024年7月、黒島結菜は第1子を出産し、宮沢氷魚とともに新たな家族を築きました。黒島はテレビ番組で「3人おそろいのものを編みたい」と語るなど、家族での時間を大切にしている様子がうかがえます。今後も「生涯のパートナーとして、家族として、共に支え合って歩む」と2人は公表しており、黒島は体調と相談しながら女優業も続けていく意向を示しています。
宮沢氷魚と杏の関係
「偽装不倫」での共演とその後の交流
宮沢氷魚と杏は、2019年の日本テレビ系ドラマ『偽装不倫』で恋人役として共演し、これをきっかけに親しい関係が築かれました。共演当時、宮沢は「ラブストーリーで共演者のことを好きになるか?」という問いに「好きになっちゃうほう」と答え、杏に対しても「好きになりました」と語っていたことが話題となりました。その後も2人は交流を続けており、杏が帰国した際の自宅パーティーに宮沢が招かれるなど、仕事を超えた親交が続いています。

パリ訪問エピソードと杏との親交
杏がフランス・パリに移住した後も、宮沢氷魚はたびたび杏の自宅を訪れています。2023年4月放送の『世界くらべてみたら』(TBS系)では、宮沢が「パリに行ったときは杏さんにも会って、自宅の方にも遊びに行った」と語り、杏が自ら白身魚を使ったおでんを振る舞ってくれたエピソードも披露しています。また、宮沢だけでなく、黒島結菜も杏宅に滞在するなど、3人の間には家族的な親しさがあることがうかがえます。
黒島結菜との馴れ初めに杏が関与?“恋のキューピッド”説
宮沢氷魚と黒島結菜の交際・事実婚の背景には、杏の存在が大きく影響していたと多くのメディアが報じています。2人が同棲を始める直前にパリの杏宅を訪れ、婚姻届を出すかどうかについて相談していたとされます。杏は黒島にとって姉のような存在であり、恋愛や人生の相談相手でもありました。また、杏の子どもたちが「黒ちゃんと氷魚くんがお似合い」と話していたというエピソードもあり、家族ぐるみで2人の関係を応援していた様子が伝わっています。このように、杏が2人の“恋のキューピッド”となり、事実婚という新しい家族の形を選ぶきっかけにもなったとみられています。
宮沢氷魚の「あさイチ」出演歴と話題
2022年・2025年「あさイチ」出演時のエピソード
宮沢氷魚は2022年と2025年にNHK「あさイチ」のプレミアムトークに出演しています。2022年は朝ドラ「ちむどんどん」特集で出演し、当時共演していた黒島結菜と2ショットで登場しました。2025年6月20日には大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で田沼意知役を務めているタイミングで生出演し、3年前の「あさイチ」出演時の写真が紹介されると、MCの華丸大吉らが大興奮。「これがやがて…一番ちむどんどんしました」と盛り上がりを見せました。
「ちむどんどん」共演者とのトーク・裏話
2022年の「あさイチ」では、ドラマ「ちむどんどん」での共演エピソードや裏話が語られました。特に、黒島結菜との息の合ったやりとりや、現実でもパートナーとなったことにMC陣が注目し、「現実でもパートナーになった」と祝福のコメントが寄せられました。
視聴者の反響と本人コメント
2025年の出演時には、宮沢が演じる田沼意知が史実で殺害されることから、視聴者の間で「退場が近いのでは?」と心配する声が上がりました。これに対し宮沢は「まだ、大丈夫です」と笑顔で答え、スタジオを和ませました。また、3年前の出演写真が紹介されると、MCや視聴者から「これがやがて…」と、現実のパートナーシップにつながったことに大きな反響がありました。

宮沢氷魚のこれから—最新出演作と今後の展望
大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」での役どころ
宮沢氷魚は2025年放送のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で田沼意知(たぬま おきとも)役を演じています。田沼意知は、渡辺謙演じる田沼意次の嫡男で、若くして若年寄に昇進するなど異例の出世を果たし、父の改革をさらに推進する政治的手腕を発揮します。江戸の町を見聞する好奇心旺盛な一面も持ちますが、物語の中盤で江戸城内の事件に巻き込まれる重要人物です。宮沢にとって大河ドラマ初挑戦となり、撮影現場では身長184cmゆえの苦労や、渡辺謙との共演エピソードも語られています。

海外進出や新たな挑戦
宮沢氷魚は英語力を活かし、国際的な活動にも意欲を見せています。最近では英語ドラマへの挑戦や、絵本の翻訳にも取り組んでいることを「あさイチ」出演時に明かしています。今後は俳優として国内外の作品でさらなる飛躍が期待されており、グローバルな活躍にも注目が集まっています。
ファンへのメッセージとSNSでの発信
宮沢氷魚はSNSやインタビューを通じて、ファンへの感謝や作品への思いを積極的に発信しています。新しい家族の形や俳優としての挑戦についても率直に語り、ファンとの距離感を大切にしている姿勢が好評です。今後も多様なメディア出演やSNSでの発信を通じて、ファンと交流しながら自身の活動を広げていくとみられます。