【53年ぶりの大快挙へ】女子決勝 日本 vs 中国
早田:37:00~,2:20:00~
当時世界ランク16位の張本美和(15歳)が良く頑張りました。
早田ひなのプロフィール
早田 ひなは、日本の卓球選手。福岡県北九州市戸畑区出身。左シェーク両面裏ソフトドライブ型。ITTF世界ランキング最高位はシングルス4位、ダブルス1位。段級位は7段。Tリーグは日本生命レッドエルフ所属。
早田ひな
生まれ: 2000年7月7日 (年齢 24歳), 福岡県 北九州市戸畑区
所属チーム: Japan、 HARIMOTO Tomokazu / HAYATA Hina
メダル: 2024年パリオリンピックの卓球競技・女子団体
学歴: 希望が丘高等学校 (2016年–2019年)、 中間市立中間東中学校 (2013年–2016年)、 北九州市立鞘ヶ谷小学校 (2007年–2013年)
身長: 167 cm
血液型:A型
家族構成:両親、姉の4人家族
チームメート: 張本美和、 平野美宇、 木原美悠、 長﨑美柚
所属歴 日本生命レッドエルフ
代表歴
ホープス日本代表 2012
ジュニア日本代表 2014-16
日本代表 2017-2023
ひなの魅力
早田ひな選手の魅力は、彼女のプレースタイルだけでなく、人間性にもあります。以下は彼女の魅力的なポイントでしょう。
強いメンタル: 試合中の緊張感を楽しむ姿勢、”ポジティブな開き直り”でメンタルコントロール。
努力家: 常に自分を高めるためのトレーニングを続ける。
親しみやすさ: ファンやチームメイトとの良好な関係。早田はパリ五輪で怪我をしてから卓球が出来ない日々が続き、このまま選手生命を終えるんじゃないかという不安もある中、支えてくれた周囲に対して「身近にいる沢山の方が毎日寄り添い支え続けてくれました。ここに戻ってくるまでサポートしてくださった皆さん本当にありがとうございました」と感謝した。
そして「ファンの皆さん、いつも温かい応援とメッセージをありがとうございます」「皆さんのおかげで私は前を向く事が出来ました」とファンへの感謝を記した。
ひなの足跡
《 同年生まれの平野美宇、伊藤美誠らと共に日本の「女子卓球黄金世代」の1人で、かつては控え選手の立場だったが、2020年の全日本シングルスで優勝を果たす 》
福岡県北九州市戸畑区出身。両親とも卓球とは無縁(祖母は経験者、父は社会人サッカーチームの元選手)であった。岸川聖也などを輩出した地元の名門石田卓球クラブで練習していた姉の影響を受けて、4歳より卓球を始める。
小学2年生の時に全日本卓球バンビの部(2年生までの部)に出場し、全国大会デビューを果たす。予選リーグを突破するも決勝トーナメント1回戦で敗れ、その時の優勝者は共に黄金世代と呼ばれる伊藤美誠だった。
中間市立中間東中学校在学時には全国中学校卓球大会で2年連続優勝(2013年、2014年)、2014年4月ITTFワールドツアーチリオープンで平野美宇の記録を更新する当時史上最年少で決勝に進出した。
フィリピンオープンでは準々決勝では格上のユ・モンユ(シンガポール)に勝利、9月に行われた第20回アジアジュニア卓球選手権大会(インド・ムンバイ)のカデット女子団体に平野美宇、伊藤美誠のトリオで出場し、日本の優勝に貢献した。
2015年、全日本卓球選手権大会(ジュニアの部)で準優勝。
2016年、希望が丘高等学校に進学し、卓球部に在籍する。同年の全国高等学校総合体育大会卓球競技大会(インターハイ)の女子シングルスでは優勝し、高校の先輩である前田美優以来4年ぶりの高校1年生での優勝を飾った。同年のITTFワールドツアークウェートオープン(U-21)でツアー初優勝、ITTFワールドツアーオーストラリアオープンでツアー初優勝。さらに12月に行われた世界ジュニア選手権大会(南アフリカ共和国・ケープタウン)には伊藤、平野、加藤美優らと共に日本代表として出場し団体で優勝。直後12月ドーハで行われたITTFワールドツアーグランドファイナルではU-21で優勝、ダブルスでも浜本由惟とのペアで優勝し2冠を達成。U-21の優勝は2011年の石川佳純以来の優勝でダブルスの優勝は2014年の伊藤、平野以来の優勝だった、また日本人の2冠達成は初。
2017年、4月の第23回アジア選手権(中国・無錫)では女子団体で銀メダルを獲得し、伊藤美誠と組んだ女子ダブルスで銅メダルを獲得した。 世界選手権デュッセルドルフ大会(ドイツ・デュッセルドルフ)には選考会などで結果は出せずシングルには選出されず、伊藤美誠とのダブルスで出場し準決勝で丁寧(中国)・劉詩雯組に敗れたものの銅メダルを獲得。
11月、ワールドツアー・スウェーデンオープンでは伊藤美誠とのダブルスで世界ランク1位の朱雨玲(中国)、同2位の陳夢(中国)ペアに勝利して優勝した。
2018年1月、全日本選手権ではダブルスで伊藤美誠と組んで同大会初優勝。5月、世界選手権では予選のエジプト戦の2018年に開幕したTリーグでは日本生命レッドエルフに所属する。レギュラーシーズンから女子プレーオフまで13戦無敗でチームを優勝に導き、シーズンMVPを獲得した。
2019年1月、全日本選手権では伊藤美誠と組んだダブルスで優勝し2連覇。シングルスでは6回戦で石川佳純に勝利し自身初の準決勝まで進出した。2月、ITTFチャレンジプラス・ポルトガルオープンでは3回戦では元世界ランキング1位の劉詩雯(中国)に金星を挙げ、その後も順調に勝ち上がり、決勝では橋本帆乃香に4-3で勝利し優勝した。
2020年1月、全日本選手権では女子ダブルスで伊藤美誠と組んで3連覇。シングルスでは準決勝で3連覇がかかる伊藤美誠を、決勝で石川佳純を破って初優勝し、二冠を達成した。
2021年9月のアジア卓球選手権では、シングル決勝でシン・ユビンを破り、自身初となるビッグタイトルを獲得した。団体、ミックスダブルスを加えての三冠達成は、日本人選手として枝野とみえ以来47年ぶりの快挙となった。
2023年の全日本選手権では、準決勝で石川佳純をストレートで破ると、決勝は木原美悠を相手に2セットダウンからの逆転勝ちを収め、3大会ぶり2度目となる全日本の頂点に輝いた。また、シングルスだけでなく、伊藤美誠とペアを組んだ女子ダブルス、張本智和と組んだ混合ダブルスでも優勝を果たし、女子選手では史上4人目となる大会3冠を達成した。
2024年1月に行われた全日本選手権では決勝で張本美和にストレート勝利を飾り、女子シングルス連覇達成。落としたゲーム数は6回戦の芝田との試合の1ゲームのみであった。
同2月、韓国釜山の世界卓球団体戦では日本チームのエースを務める。
同3月、Tリーグプレーオフファイナルに日本生命レッドエルフのメンバーとして出場。第三試合で同じパリ五輪シングルス代表の平野美宇と対戦し3-1で勝利。チームも3-0で勝利し王座奪還を果たした。
2024年8月のパリオリンピックでは女子団体で銀メダル、女子シングルスで銅メダルを獲得した。
2024年の練習拠点は大阪府貝塚市で、寮で生活している。
【女子決勝】張本美和 vs 早田ひな|卓球 第4回パリ五輪日本代表選考会
第5回パリ五輪日本代表選考会|Hayata Hina vs Odo Satsuki
ひなのボランティア活動
早田ひな選手は、卓球を通じてさまざまな寄付やボランティア活動を行っています。例えば、明太子で有名な地元企業「ふくや」が彼女の活動を支援しており、売上金の一部を寄付しています。また、彼女のパッケージがデザインされたサバの缶詰「ひな缶」も発売され、その収益も支援活動に使われています。
さらに、早田選手は能登地方の復興支援イベントにも参加しています。このイベントでは、被災地の子どもたちに卓球の講習会を開催し、元気づけるための活動を行っています。
彼女の活動は、卓球だけでなく、地域社会への貢献にも繋がっています。彼女の努力と支援に感謝されることでしょう。