
新人女優として、受賞歴
瀧内公美は富山県立高岡西高等学校卒業。18歳で上京し大妻女子大学児童教育学部に入学。大学卒業時に、自分が本当に進みたい道を見つめることとなり、スターダストプロモーション所属となる。卒業後に本格的に女優としての活動を開始し、半年後のオーディションで主演を射止めた『グレイトフルデッド』(2014年公開)で映画初主演(笹野高史とのダブル主演)を務める。2015年には映画『日本で一番悪い奴ら』に出演。
その後、2017年の主演作『彼女の人生は間違いじゃない』で第27回日本映画プロフェッショナル新人女優賞、2017年度全国映連賞女優賞を受賞。2019年映画『火口のふたり』では第41回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞、第93回キネマ旬報ベスト・テン主演女優賞に輝き、演技派として女優の地位を確立している。
かつてはスターダストプロモーション、吉住モータースに所属。
2024年9月30日をもって吉住モータースを退所し、以降はフリーで活動中。
最近ではNHK大河ドラマ『光る君へ』やTBSドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』(2025年)、映画『レイブンズ』(2025年3月公開)など話題作に出演し続けています。
瀧内公美さんの実家について詳しくはコチラ
富山県高岡市高岡市は富山県の西部に位置し、伝統工芸の高岡銅器や美しい自然環境、歴史のある町並みで知られる地域です。
実家の場所と周辺環境
実家は高岡市内の海に近い地域で、特に氷見漁港のほど近くにあったとされています。
周囲はのどかな田園や漁村の風景が広がり、電車が1時間に1本しか来ないような静かな田舎町です。
幼少期には、魚の行商人が家を訪れ、祖父が魚を買う光景が日常だったというエピソードもあり、地域密着型の温かい生活環境で育ちました。
家族構成と家庭環境
家族構成は父親・母親・本人の3人家族で、兄弟姉妹に関する情報はなく、一人っ子の可能性が高いとされています。父親は海外勤務のある経験のある商社マンで、瀧内さんが5歳から小学4年生ごろまでは父親の仕事の関係でインドネシアと日本を横断する生活を送っていた。
幼少期にはインドネシアのインターナショナルスクールに通い、多様な文化や価値観に触れ経験をしています。
母親は映画好きで、瀧内さんが女優を志すきっかけとなった存在です。中学・高校時代には母親と一緒に映画館に通い、そこで女優への憧れが芽生えている。
実家の近況とエピソード
2024年の能登半島地震の際、瀧内さんは実家に帰省中に被災し、断水や緊急を経験したことを明かしています。 新幹線が動き出した翌日に東京へ戻ることができました。
実家の特定的な住所や詳細な場所はプライバシー保護のために公表されていないが、現在も高岡市内に実家があると考えられます。
実家が与えた影響
自然で豊かな素朴な地域性や、行商文化が残る土地柄、人とのつながりを大切にする環境が、瀧内公美さんの感性や表現力、女優としての基礎に大きな影響を与えています。
また、海外と日本両方で育った経験から、国際感覚や柔軟な思考も身につけており、これが重要な役柄を実現する演技力につながっていると言えるだろう。
出身・大学と高校時代のエピソード
小学校:高岡市立伏木小学校
中学校 :高岡市立伏木中学校
:富山県立高岡西高校(バドミントン部に所属、部活動に夢中み精神的なタフさを身に着けた)
大学:大妻女子大学 児童教育学部児童教育学科(現・家政学部児童教育学科)
高校時代から地元でグラビア活動も始め、芸能界への興味を持ち始めていたとされています。
実家は富山県高岡市。父親の仕事の関係で幼少期は日本とインドネシアを渡っていた経験があります。
家族は両親と本人の3人家族で、ひとりっ子。しつけに厳しい家庭で育ちました。
2025年1月現在、結婚しておらず独身です。
教員免許取得や教育実習の経験
大学4年時に地元小学校で教育実習を経験。実習中に「自分のやりたいことは別にある」と感じ、女優の道を本格的に志すきっかけとなりました。
教育実習の帰り道、偶然の映画撮影現場を目撃し、エキストラとして参加したことが女優活動の原点となっている。
女優・瀧内公美の代表作と話題作
映画『グレイトフルデッド』の主演と評価
瀧内公美は2014年の映画『グレイトフルデッド』で初主演を務めました。孤独な人間の観察を趣味とする主人公・ナミを演じ、その狂気に満ちた体当たりの演技が高く評価されました。観客や批評家からは「よくこの役を見た」「演技力と根性がある」と称賛され、女優としての存在感を強く印象付けました。
『火口のふたり』柄本佑との共演と受賞
2019年公開の女性映画『火口のふたり』では柄本佑とダブル主演。 結婚式を控えていたが、かつての恋人と再会し、女性も切ない関係に夢中になりつつある主役を演じた。 この作品で瀧内は第41回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞や第93回キネマ旬報ベスト・テン女優主演賞などを受賞し、演技派女優としての地位を獲得しました。
『日本で一番悪い奴ら』綾野剛との共演
『日本で一番悪い奴ら』(2016年公開)は、実際に北海道警で起きた「稲葉事件」をモチーフに、警察組織の闇と人間の犠牲を描いたクライム・エンタテインメントです。主演は綾野剛。
出演決定時の心境と役作り
瀧内公美は出演が決まった際、「白石和彌監督の『日本で一番悪い奴ら』って、『凶悪』より悪い奴なのか?どんな人物たちなのだ?監督・タイトルを見るだけでワクワクしました」と話しています。
撮影現場の雰囲気とエピソード
現場撮影については「ジェットコースターに推理のようなスピード感と、自由に表現できる中に存在する波に乗っていなければ取り残されてしまうような感覚だった」と振り返り、現場の熱気と緊張感を語っている。
また、綾野剛演じる諸星と瀧内演じる敏捷な衝撃的なシーンについて、瀧内は「人じゃなくて犬に襲われているような気分でした。カットがかかったあとも、触らないで!って思って……」と述べて懐し、役柄のほんの一瞬を強調しています。
作品の評価と瀧内公美の存在感
瀧内公美の出番は一時的に多くはありませんが、女性ファイターという立場で主人公の転落と組織の闇を象徴的に描く役割を担っています。観客や批評家からは、綾野剛の演技とともに、瀧内の体当たりの演技にも注目が集まった。
『日本で一番悪い奴ら』は、瀧内公美にとっては出番こそ多くないもの、最悪な印象を残した作品です。 主演の綾野剛との共演や、緊張感溢れる現場での経験は、瀧内の女優としての成長に大きな影響を与えました。
瀧内公美と注目の俳優たちとの関係

木下ほうかとの関係性
瀧内公美と木下ほうかの関係は、2014年公開の映画『グレイトフルデッド』で共演および木下プロデューサーとして関与に関わるものでした。 瀧内はこの作品で主演を務め、木下は俳優として出演しつつ、制作の中心人物として現場を支えた。
なお、木下ほうかの性最悪が2022年によく言われた際、対戦歴のある瀧内もSNSなどで取り沙汰されました。
柄本佑との共演とプライベートでの交流
瀧内公美と柄本佑は、2019年公開の映画『火口のふたり』で大胆なラブシーンを含む濃密な人間ドラマを共演し、話題を集めました。また、2024年のNHK大河ドラマ『光る君へ』では、柄本が藤原道長、瀧内がその第二夫人・源明子役で夫婦役を演じています。
二人の関係は演技によるもので、実際に交際していたという事実はありません。プライベートで特別な交流があったという報道や証拠もなく、業界内では「仕事に全力を注ぐグストイックな女優」として知られる瀧内は、恋愛よりも演技に情熱を注いでいます。
綾野剛との同時エピソード
瀧内公美と綾野剛は、2016年公開の映画『日本で一番悪い奴ら』で共演しています。
また、柄本佑・瀧内公美・綾野剛は、荒井晴彦監督の作品群にそれぞれ出演しており、特に『火口の二人』(柄本・瀧内)と『花腐し』(柄本・綾野)が同じ監督による連続作として注目された。
また同様にプライベートでの親密な交流や交際の事実はありませんでした。
瀧内公美の結婚・恋愛事情

結婚している?熱愛・恋人の噂
瀧内公美は2025年現在、結婚しておらず独身です。過去に熱愛や結婚の噂が出たことはありますが、いずれも共演者との演技のリアルさや話題性が原因で、実際に交際や結婚していた事実はありません。たとえば、木下ほうか、笹野高史、柄本佑といった俳優との噂がありましたが、いずれも相手が既婚者だったり、単なる共演に基づくデマであることが判明しています。
また、直近の熱愛報道や恋人の存在についても公式な情報や報道はなく、プライベートは徹底して非公開としています。
過去のインタビューや恋愛観
瀧内公美はインタビューで「いい人がいたら結婚したい」と語っているものの、強い結婚願望はなく、タイミングや相手次第で考えたいというスタンスです。また、「自分の時間を大切にし、お互いの成長を支え合える関係が理想」とも述べており、恋愛よりもまずキャリアを優先していることがうかがえます。
恋愛観については「恋愛は自分を高めるための一要素」であり、仕事に悪影響を及ぼす関係は望まないと明言しています。プライベートを守る意識が強く、SNSでも恋愛に関する投稿や匂わせはほとんどありません。
瀧内公美の魅力と今後の展望
女優としての強みや魅力
瀧内公美の最大の魅力は、幅広い役柄を演じ分ける多彩な演技力とリアリティのある感情表現です。シリアスからコメディまで自在にこなし、特に『火口のふたり』や『由宇子の天秤』での繊細かつ大胆な演技は高く評価されています。役柄ごとに表情や雰囲気を大きく変えられる“カメレオン女優”としても知られ、観客に強い印象を残します。
また、現代的な女性像や人生の転機、家族、再出発といったテーマをリアルに体現できる共感力も大きな強みです。
今後の出演予定・注目ポイント
2025年も映画・ドラマでの活躍が続きます。主な出演予定作は以下の通りです。
映画『ふつうの子ども』(2025年9月公開予定)
映画『レイブンズ』『奇麗な、悪』『ゆきてかへらぬ』『敵』など2025年公開作が複数
NHK連続テレビ小説『あんぱん』で女子師範学校教師・黒井雪子役(2025年)
NHKドラマ『シバのおきて~われら犬バカ編集部~』(2025年放送予定)
近年は大河ドラマ『光る君へ』で源明子役を好演し、全国区の知名度を得ています
主演・助演問わず重要な役どころが続き、今後も映画・ドラマ・舞台での活躍が期待されています。
ファンからの評判やSNSでの人気
SNSでは「美しすぎる」「ドレス姿が素敵」「演技が圧倒的」といった称賛の声が多く、特にアジア・フィルム・アワード授賞式での大胆なドレス姿は大きな話題を呼びました。ファンからは「ミステリアスな女優」「演技に全力を尽くすプロフェッショナル」として尊敬されており、プライベートを守る姿勢も好感を持たれています。
また、朝ドラや大河ドラマ出演をきっかけに幅広い世代に認知が広がり、地元・富山でも「明子様」と親しまれるなど、着実に人気と支持を高めています。