松本まりかの彩り豊かなキャンバス
キャリアの軌跡
松本まりか、福士蒼汰との不道徳な関係に溺れていく… 感情むき出しのシーンは必見! 映画『湖の女たち』女たち編 2024.5.17公開
デビューのきっかけは中学2年生の頃、友人と東京都渋谷区原宿へ買い物に行っていた時にスカウトされ,2000年にテレビドラマ『六番目の小夜子』で女優デビューを果たし、雑誌『ピチレモン』のレギュラーモデルを務めたこともあった。声優としては、アニメ『蒼穹のファフナー』の遠見真矢役やゲーム『FINAL FANTASY X』のリュック役などを演じています。
テレビドラマ『六番目の小夜子』当時の松本まりか
2018年のドラマ『ホリデイラブ』での演技が注目され、その後も多くの作品に出演しています。また、2019年にはゆうばり国際ファンタスティック映画祭でニューウェーブアワード女優部門を受賞しています。
松本さんは、10代の頃から宮崎あおい、栗山千明、須藤温子、ベッキー、石原さとみと仲が良く、特に石原さとみさんとは現在でも親交が深いことで知られています。
彼女が伝えたかったメッセージ
松本まりかさんは、2023年7月映画「アイスクリームフィーバー」の初日舞台あいさつで、個性を認め合うことの重要性について涙ながらに語りました。彼女は、自分をどう表現していいか分からなくなり、一生懸命に表現しても批判されることに苦しんでいたと述べ、個性をもっと認め合えばいいというメッセージを伝えました。この映画は、仕事をやめたら何も残らないという諦めを感じていた主人公が、ある人に救われるストーリーで、松本さん自身もそのような経験を通じて、個々の個性を大切にすることの大切さを訴えています。彼女のこの想いは、多くの人々に共感を呼び、個性を尊重することの意義を改めて考えさせるものでした。
松本まりかのナレーター
シンフォニーの一員として
松本まりかさんは、シンフォニーのように調和のとれた役柄を演じることができる女優です。
彼女の役柄を選ぶ際に、その役の心情や背景に深く共感し、自身の経験と感情を役に投影することで、リアルな演技を生み出しています。彼女は、役柄との同化を重視し、頭で考えるよりも感覚に頼って演じることを大切にしているようです。例えば、映画『夜、鳥たちが啼く』では、共演者の山田裕貴さんとの「台本を超えた」役との同化を通じて、非常に自然な演技を見せました。
また、監督との関係については、松本さんは監督からの自由度の高い現場を好む傾向があり、城定秀夫監督との作品では、役の間や動きを自由に表現することができたと述べています。彼女は、監督からの信頼を感じながら、役に深く没入することで、観客に感情を伝えることに成功しています。
松本まりかさんの演技に対するアプローチは、彼女がどのように役柄を選び、それを表現しているかを示しており、共演者や監督とのエピソードは、彼女の演技への真摯な姿勢と、役に対する深い理解を反映しています。彼女の演技は、まさにシンフォニーのように調和のとれた美しさを持っており、観客に強い印象を与えています。
松本まりかの最新の活動やニュース
松本まりかさんは、ABCテレビ・テレビ朝日系のドラマ『ミス・ターゲット』で初主演を務めています。
このドラマは、結婚詐欺師のすみれが本気の婚活を始めると宣言し、ジレンマだらけのラブストーリーが展開される作品です。
彼女はダークヒロインとして、恋に苦悩しながら奮闘する役を演じています。
2024年1月1日に、松本まりかさんは所属事務所をエーチームから研音に移籍したことをインスタグラムで報告しています。
中学生で仕事を始め24年。多くの学びと稀有な経験をし、人として、俳優として、大切にしたいことが明確になって参りました。長いこと自分に自信が持てず、誰かに頼ることを許せず疑心暗鬼になっていた私に、人を頼ることは人を信頼することなんじゃないか、そう気付かせてくれたのがエーチームの皆さんでした。
とA-teamに感謝。
そして「今回新しい場所と出逢いの中で、また新たな信頼を築いていけるチャンスを持てたのは、本当に幸運なことだと思っています」とし、
研音の皆さんが『39歳の女優のこれからの可能性』に懸けて下さったことに、全身全霊で応えていきたい。この選択がお互いにとって心から良かったと思えるような未来にしていきたい。
と新しい事務所での意気込みをつづりました。
松本さんは、SNSの長文投稿に24年分の思いを込めています。彼女は簡単な言葉で片付けられない想いを伝えています。
これらの活動やニュースは、松本まりかさんのキャリアと個性を示しています。彼女の新たな挑戦と才能に期待が高まっています。
現在放送中のABCテレビ・テレビ朝日系『ミス・ターゲット』(毎週日曜22:00~)で、ゴールデン・プライム帯連ドラ初主演を飾った松本まりか。「15歳でお仕事を始めて、思うようにできてこなかったという24年分の思いや経験があるから、一つひとつのお仕事をいただけることは、当たり前ではない」――そう語る松本にとって初めてのこのポジションは「じんわり、感慨深い」喜びがあるという。
まさに「近道をしなかった」女優 松本まりかの登場でこれからも本当に面白い映画で楽しませてください。