秋本美空の高校時代からプロ入りまで―大友愛の娘が歩むバレーボール人生

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【バレーボール・祝優勝!】共栄学園 春高バレー2025優勝!高校生で唯一日本代表選出の秋本美空(みく)選手に栗原恵が直撃取材!!前編〔ブカピ186〕
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秋本美空とは?プロフィールと経歴

秋本 美空 Miku Akimoto
生年月日 2006年8月18日(18歳) 2025.07時点
出身地 神奈川県
身長 185cm
血液型 O型
出身校 共栄学園高等学校
2025年に高校を卒業後すぐにプロとしてのキャリアをスタートさせ、海外挑戦も視野に入れている状況
家族 両親(秋本啓之・大友愛)弟、二人の妹
所属 ヴィクトリーナ姫路
背番号 1
ポジション OH
利き手
スパイク 316cm
ブロック 298cm

H3.1.2 バレーボールを始めたきっかけと幼少期
秋本美空は小学2年生のときにバレーボールを始めました。
きっかけは、母である元日本代表・大友愛さんから「やってみな」と勧められたことです。
幼少期から運動神経が良く、バレーボール以外にも様々なスポーツに親しんでいましたが、母の影響で本格的にバレーボールの道へ進みました。
共栄学園中学校時代はオポジット、ミドルブロッカー、セッターなど複数ポジションを経験し、オールラウンダーとして活躍。
中学時代には全国都道府県対抗中学大会でオリンピック有望選手賞を受賞しています。
高校入学前の2022年3月には、全国私立高等学校男女選手権大会(さくらバレー)に出場し、高校バレーボールデビューも果たしました。

秋本美空の学歴:高校・大学進路

共栄学園中学校・高校での活躍
秋本美空は共栄学園中学校からバレーボールを本格的に始め、全国中学生選抜にも認定されるなど早くから頭角を現しました。高校はそのまま共栄学園高校に進学し、3年時にはキャプテンとしてチームを牽引。2025年1月の第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)では、エースとして活躍し、共栄学園を19大会ぶり3度目の全国優勝に導きました。

高校時代の主な実績と全国大会での活躍
高校時代は“世代No.1エース”と称され、春高バレーで圧倒的な得点力を発揮。2025年の春高バレーでは、準決勝で42得点、決勝で35得点を記録し、最優秀選手賞(MVP)を受賞しました。また、1回戦から決勝まで常にチームの中心として活躍し、母・大友愛さんが果たせなかった「春高日本一」を達成しています。

高校卒業後の進路と大学進学の有無
秋本美空は高校卒業後、大学には進学せず、2025年春にプロバレーボールチーム「ヴィクトリーナ姫路」と選手契約を結びました。高校卒業と同時にプロの道を選び、即戦力として新たなステージに挑戦しています

秋本美空の家族構成

母親・大友愛との関係
秋本美空の母親は、元バレーボール日本代表でオリンピック銅メダリストの大友愛です。大友愛は現役時代、全日本選手権ベスト6に6回選出されるなど輝かしい実績を持ち、2013年に現役を引退しています。母娘は非常に仲が良く、大友愛の影響で美空もバレーボールを始めました。インスタグラムなどでも親子ショットが投稿されており、母親としてだけでなく、バレーボールの先輩としても美空を支えています。

実父・山本辰生と継父・秋本啓之
実父の山本辰生は、Vリーグやビーチバレーで活躍した元バレーボール選手です。2006年に大友愛と結婚し、秋本美空が誕生しましたが、2012年に離婚しています。その後、母・大友愛は2013年に柔道家の秋本啓之と再婚。秋本啓之は2010年世界柔道選手権73キロ級金メダリストで、現在は柔道指導者としても活動しています。美空は継父である秋本啓之とも良好な関係を築いています。

兄弟・異母兄弟とのエピソード
秋本美空には、異父兄弟を含む3人のきょうだいがいます。長男の心之介くん(2014年生まれ)は生まれつき心臓病を抱えていましたが、現在は柔道を頑張っているとのこと。次女こころちゃん(2015年生まれ)、三女愛心ちゃん(2017年生まれ)も柔道やスポーツに親しんでおり、家族全員がスポーツ一家として知られています。家族はとても仲が良く、イベントや試合でも互いに応援し合う様子がたびたび紹介されています。

秋本美空と母・大友愛

大友愛の経歴とバレーボール界での功績
大友愛は1982年3月24日生まれ、宮城県出身の元バレーボール日本代表選手です。2000年にNECレッドロケッツでVリーグデビューし、2001年には全日本代表入り。2004年アテネ五輪、2012年ロンドン五輪に出場し、ロンドン五輪では日本女子バレー28年ぶりの銅メダル獲得に貢献しました。Vリーグや全日本選手権でベスト6やMVPを複数回受賞し、2013年に現役を引退しています。

親子二世代での代表入りと影響
秋本美空は、母・大友愛と同じく日本代表登録メンバーに選出されており、親子二世代での代表入りを果たしています。美空は高校2年生の2023年に16歳で日本代表に登録され、以降もU18・U19・U20など各世代の代表として活躍。母の背中を追い、早くから国際舞台で経験を積んでいます。

大友愛が秋本美空に与えた影響や指導
大友愛は自身の経験を活かし、美空のバレーボール人生に大きな影響を与えています。幼少期から「やってみな」とバレーボールを勧め、技術面だけでなく、精神面や人間性の成長も重視して支えてきました。SNSやメディアでも親子の仲の良さがたびたび話題となり、母娘での2ショットや卒業式の様子などが公開されています。美空は母の教えを受け継ぎ、努力や挑戦を続ける姿勢を大切にしています。

秋本美空と竹下佳江との関係

竹下佳江とは誰か
竹下佳江は、元バレーボール日本代表の名セッターであり、2012年ロンドン五輪で日本女子バレーを銅メダルに導いた中心選手です。現役引退後は指導者や解説者として活躍し、現在はヴィクトリーナ姫路のエグゼクティブアドバイザーを務めています。

竹下佳江と大友愛の関係
竹下佳江と大友愛は、日本代表時代の戦友であり、2012年ロンドン五輪でも共にプレーした間柄です。現役引退後も親交が続いており、竹下は大友の娘である秋本美空のプロ入りについても早い段階から知っていたと明かしています。竹下は「この世界を分かりすぎているから助言はしていた様子でしたが、最後まで本人に決めさせていましたね」と、大友が娘の意思を尊重していたことを語っています。

ヴィクトリーナ姫路でのエピソード
秋本美空が2025年春にヴィクトリーナ姫路へ加入した際、竹下佳江はエグゼクティブアドバイザーとして契約締結に関わりました。竹下は秋本の実力を高く評価し、「身長185センチ、アウトサイドヒッターで何でもできる選手。スパイクの攻撃力もあり、レシーブもできて、この身長で柔軟にプレーできる選手はなかなか少ない」と絶賛しています。また、「二世だからというところは、良い意味で気にしてなさそうだなと、試合を見ていて思いますね」と、秋本の度胸や成長を期待するコメントも残しています。

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秋本美空と継父・秋本啓之

継父・秋本啓之のプロフィール
秋本啓之(あきもと ひろゆき)は、1986年1月31日生まれ、熊本県牛深市(現・天草市)出身の元柔道家です。身長169cm、体重73kgで、階級は男子73kg級。筑波大学卒業後、了徳寺学園に所属し、2010年世界柔道選手権大会73kg級で金メダルを獲得した元世界チャンピオンです。アジア競技大会やグランドスラムでも複数回優勝し、日本を代表する柔道家として活躍しました。2016年に現役を引退後は、全日本代表コーチや柔道指導者として後進の育成に携わっています。妻は元バレーボール日本代表の大友愛で、秋本美空は継娘にあたります。

家族としての関係性・サポートエピソード
秋本啓之は2013年に大友愛と結婚し、秋本美空の継父となりました。家族はスポーツ一家として知られ、秋本啓之は自身のトップアスリートとしての経験を活かし、美空の競技生活を精神面・生活面の両面で支えています。秋本家では、柔道・バレーボールなど異なる競技に取り組む子どもたちを互いに応援し合う雰囲気があり、秋本啓之も美空の試合を観戦したり、家族でスポーツイベントに参加するなど、温かいサポートを続けています。

秋本美空の今後の目標と将来展望

日本代表・プロ選手としての期待
秋本美空は高校時代から「世代No.1エース」と呼ばれ、2023年には16歳で日本代表登録メンバーに選出されるなど、早くから将来のエース候補として注目されてきました。2025年春にはヴィクトリーナ姫路とプロ契約し、本人も「日々成長」という目標を掲げてプロの舞台に挑戦しています。彼女の高い攻撃力とオールラウンドな能力、そしてキャプテンとしてのリーダーシップは、今後の日本女子バレー界の中心選手として大きな期待が寄せられています。

海外挑戦やオリンピックへの意欲
秋本美空は将来的に海外リーグへの挑戦やオリンピック出場も視野に入れています。プロ入り直後のインタビューでも「もっと高いレベルでプレーしたい」「世界で戦える選手になりたい」と語っており、技術やフィジカルの向上を目指して日々努力を重ねています。メディアや関係者からも「巨大な期待感」と評されており、今後の日本代表の主力、そして世界で活躍する日本人選手としての成長が強く期待されています。


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