2020年 NiziU結成
2020年韓国の音楽プロデューサーJ.Y.Park氏が初めて日本で手掛けたオーディション番組「虹プロジェクト」の合格者9名によって結成されました。
このオーディションは現在でも特筆すべき規模と過酷なオーディションだったと言われています。
NiziUの軌跡
- 2020年6月30日:プレデビュー・デジタルミニアルバム『Make you happy』をリリースし、女性アーティストとしては初めてデジタルランキング3部門で同時一位を獲得。
- 2020年12月2日:シングル「Step and a step」で正式デビュー。デビュー後わずか29日で『第71回NHK紅白歌合戦』に初出場し、『第62回日本レコード大賞』で特別賞を受賞。
- 2021年:2ndシングル「Take a picture/Poppin’ Shakin’」と1stアルバム『U』をリリースし、各種ランキングで1位を獲得。『第63回 日本レコード大賞』で「Take a picture」が優秀作品賞を受賞。
- 2022年:デジタルシングル「ASOBO」と3rdシングル「CLAP CLAP」をリリース。初の単独ツアー『NiziU Live with U 2022 “Light it Up”』を開催し、7都市16公演で15万人を動員。11月と12月には東京ドームと京セラドームでドームツアー『NiziU Live with U 2022 “Burn it Up”』を行い、同じく15万人を動員。
- 2023年:NiziU Live withU 2023 ココ!夏 Fes.: NiziUは2ndアルバム「COCONUT」を引っ提げたライブツアーを開催しました。このツアーは広島・愛知など7都市17公演をまわり、最終公演は初のスタジアムライブとなりました。
- 2023年10月30日:シングル「Press Play」をリリースし、正式に韓国でデビューしました。このデビューは、彼女たちが日本での活動を開始してから約3年後のことで、韓国の音楽シーンにおいても大きな注目を集めました。デビュー後わずか9日で、韓国の音楽番組で初の1位を獲得するなど、成功を収めています。NiziUの韓国デビューは、グループにとって新たなステージへの進出を意味し、今後の活動がさらに期待されています。
- 2024年2月:台北のTaipei International Convention Centerで「NiziU FAN-CON with U in Taipei」が開催されました。このイベントの模様は全国47都道府県の映画館で観ることができました。
- ファンミーティング Nizi”U”niversity: 2024年6月1日と2日に神奈川のKアリーナ横浜、7月27日と28日に大阪城ホールで「NiziU Fan Meeting with U 2024 Nizi”U”niversity」というファンミーティングが開催されます。
- ライブ日程: 2023年7月から9月にかけて、佐賀のSAGAアリーナ、東京の国立代々木競技場、大阪城ホール、広島グリーンアリーナ、愛知のポートメッセなごや、宮城セキスイハイムスーパーアリーナ、北海きたえーる、千葉のZOZOマリンスタジアムでライブが行われました。
これらの活動は、NiziUの公式サイトやSNSでさらに詳細を確認することができます。彼女たちの音楽やパフォーマンスは多くのファンに愛されており、今後の活動にも大いに期待が寄せられています。
彼女たちは、そのカラフルな魅力とパフォーマンス力で多くのファンを魅了し続けています。また、グローバルアーティストとしての活動も展開しており、韓国でのパフォーマンスや国際的なイベントへの参加も行っています。
メンバー紹介
MAKO (マコ): 本名 山口 真子
生年月日 2001年4月4日
出身地 福岡県
血液型 A型
NiziUのリーダーで、努力家でありながらユニークな一面も持っています
RIO (リオ): 本名 花橋 梨緒
生年月日 2002年2月4日
出身地 愛知県
血液型 B型
ダンススキルが抜群で、グループの元気の源です
MAYA (マヤ): 本名 勝村 摩耶
生年月日 2002年4月8日
出身地 石川県
血液型 O型
表現力豊かで、「NiziUの白鳥」と称されます
RIKU (リク): 本名 大江 梨久
生年月日 2002年10月26日
出身地 京都府
血液型 AB型
愛らしいルックスと明るい性格で、グループのムードメーカーです
AYAKA (アヤカ): 本名 新井 彩花
生年月日 2003年6月20日
出身地 東京都
血液型 A型
美しいビジュアルとスタイルで知られ、「NiziUのふわふわビューティー」と呼ばれています
MAYUKA (マユカ): 本名 小合 麻由佳
生年月日 2003年11月13日
出身地 京都府
血液型 A型
変幻自在な魅力を持ち、「NiziUのカメレオン」と称されます
RIMA (リマ): 本名 中林 里茉
生年月日 2004年3月26日
出身地 東京都
血液型は公表されていません
ラップスキルに長け、グループの中でも特に個性的な存在です
MIIHI(ミイヒ): 本名 鈴野未光 (すずの みいひ)
生年月日: 2004年8月12日
出身地: 京都府
血液型: O型
趣味: 美味しいものをお腹いっぱいに食べること
特技: どこでもすぐに寝れること
NINA (ニナ) :本名: Nina Hillman (ニナヒルマン)・牧野仁菜(まきのにな)
生年月日: 2005年2月27日
出身地: アメリカワシントン州シアトル
血液型: O型
趣味: 音楽鑑賞、運動
特技: 歌・ダンス・英語・フランス語
ポジション: メインボーカル
家族構成: 父、母、姉
アメリカ人の父親と日本人の母親をもつハーフのNINAさんは、アメリカ合衆国のワシントン州で生まれました。12歳の時に父親の転勤で、愛知県名古屋市に引っ越しました。日本に来た時は日本語を喋ることができませんでしたが、2年でマスター。現在では英語と日本語の他に、フランス語、韓国語の4か国語を話せるクワドリンガルです。NINAさんの高い語学力は、グループが世界に進出するためには必要不可欠なスキルです。(よく聞かれますが、彼女は2重国籍ではありません。未成年の内は日米2つの国籍を持っています。成人して本人がどちらかに決定するのです。)
待望の韓国デビューが遅れたワケ
韓国デビューが遅れたこと:NiziUは日本で大きな人気を博していましたが、韓国でのデビューが遅れたため、ファンの関心が薄れてしまった可能性があります。韓国のエンターテインメント業界は競争が激しく、デビューが遅れることは大きなデメリットとなり得ます。
他の人気韓国ガールズグループとの競争:韓国にはNewJeans、LE SSERAFIM、aespa、IVEなど、多くの人気ガールズグループが存在します。NiziUがデビューした時点で、既に多くの人気グループが存在しており、その中での存在感が希薄になってしまった可能性があります。
楽曲のトレンドとの相違:日本と韓国の音楽業界は独自のトレンドや好みがあります。NiziUの楽曲が韓国のトレンドに合わない可能性も指摘されています。韓国ではよりダークでエモーショナルな曲が人気を集める傾向にあり、NiziUの明るくポップな楽曲が受け入れられにくい状況があったかもしれません。
これらの理由により、NiziUの韓国でのデビューは予想よりも困難であったと考えられます。しかし、彼女たちの才能や魅力は多くのファンに支持されており、今後の活躍が期待されています。
韓国での現実
韓国の音楽プロデューサーJ.Y.Park氏が初めて日本で手掛けたオーディション番組「虹プロジェクト」の合格者によって結成された、9人組ガールズグループNiziUが、昨年10月、念願の韓国デビューを果たした。
韓国デビューアルバム『Press Play』の初動(発売1週間)の売り上げは11万9100枚を記録。リード曲の「HEARTRIS」はデビューからたった5日で韓国の音楽番組で1位を獲得するなど、一見、大成功したように思える。
ただ、予想より低調な音源成績(※サブスク音楽配信サイトがストリーミング数やダウンロード数に基づいて作っている順位表のこと)は、今後の韓国活動において解決しなければならない課題として残った。
アルバム売り上げ好調に反して音源順位は100位圏外
韓国デビューアルバムの 『Press Play』の初動売上が11万9100枚というのは、歴代ガールズグループのデビューアルバムの売上ランキングで7位と、好成績だ。NiziUより順位が高いガールズグループは、NewJeans(31万枚)、LE SSERAFIM(30万枚)、aespa(27万枚)、 NMIXX(22万枚)、Kep1er(21万枚)、IVE(15万枚)の6チームだけ。
一方、音源成績においては限界が見えた。リード曲の『HEARTRIS』は、リリース後1ヶ月が過ぎた現在も、韓国の有名音源サイトなどで、全て100位圏外にある。これは、第4世代ガールズグループのNewJeans、LE SSERAFIM、aespa、IVEのデビュー曲がリリース直後から高い音源順位を記録していたことと比較される部分です。
たとえば、「中小ドル」(大手プロダクションではなく中小規模のプロダクション所属アイドル)と呼ばれるIVEのデビュー曲「ELEVEN」は、発売直後は順位圏外だったものの、メディア露出を増やしてからおよそ1週間ほどで上位圏に入り、韓国最大の音源サイトの「Melon」では3位までのし上がった。
最終的には、音楽番組の賞レースで13冠を飾る大成功を収めた。デビュー曲が13冠をとったのは、K-POPガールズグループ最高の記録だった。こうした爆発的な動きは、今回のNiziUの韓国デビューには見られなかったのです。
今 新たにME:Iとの対峙
NiziUとME:I(ミーアイ)の人気に関しては、両グループともに熱心なファンを持ち、それぞれの強みがあります。NiziUはJYPエンターテイメントとソニーミュージックによる合同オーディション番組「虹プロジェクト」から誕生し、日本国内だけでなく世界中で活躍しています。一方、ME:Iはサバイバル・オーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」から誕生した新しいグループで、2024年4月17日にデビューしました。
NiziUのメンバー人気ランキングは、日本、韓国、アメリカで異なることがあり、各国での人気メンバーについて順位が違うようです。例えば、日本ではミイヒが人気ランキング1位で、韓国でもミイヒが人気ランキング1位の理由は、天性のアイドルであることや歌が上手いことなどが挙げられています。
ME:Iのデビューは、CD売上やストリーミングにおいて、ライバルのNiziUと比べてどうだったかという情報もありますが、具体的な数字や詳細は提供されていません。ただし、ME:Iはデビューしたばかりであり、今後の活動によって人気が変動する可能性があります。
最終的にどちらのグループがより人気になるかは、今後の活動やファンの支持によって変わってくるでしょう。音楽業界は常に変化しており、新しい才能や作品が注目を集めることが多いです。両グループともに、今後の展開が楽しみですね。
ME:Iについては、オタク度が高いとされることや、坂道シリーズのグループと比較されることがあるようです。これは、ファン層やグループのコンセプトが特定のアイドル文化に根ざしていることを指している可能性があります。ME:Iは、サバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」から誕生したグループで、若い世代を中心に人気を集めています。
一方でNiziUは、スキャンダルがない「優等生グループ」として知られています。彼女たちは、オーディションプロジェクト「Nizi Project」を通じてデビューし、清涼感あふれるイメージや健全なアイドル像で多くのファンに支持されています。インタビューやメディアでの発言からも、メンバー間の良好な関係やプロフェッショナルな姿勢が伺えます。
どちらのグループも、それぞれのアイデンティティを持ち、ファンから愛されていることは間違いありません。アイドルグループに対する評価やイメージは、公式の活動やメディアでの表現に基づいて形成されることが多いですが、個々のファンの感じ方には個人差があるため、一概には言えない部分もあります。重要なのは、各グループが持つ独自の魅力を理解し、彼女たちの音楽やパフォーマンスを楽しむことではないでしょうか。