河合優実さんは、高校卒業を控えた2019年2月に芸能界にデビューしました。彼女は瞬く間に映画界で注目を集め、『アンダードッグ』『佐々木、イン、マイマイン』『サマーフィルムに乗って』『由宇子の天秤』『愛なのに』など、10作品以上の映画に出演しています。特に『PLAN 75』以降の2年間は、河合さんにとって大躍進の時期であり、多くの主演作を含む様々なプロジェクトに関わってきました。
河合優実が語るデビュー秘話と役へのこだわり
人物について
趣味はダンス、歌、絵を描くこと、バスケットボール、弾き語り。小学3年生のときに、妹が通っていたダンススタジオに通い始め、中学進学とともに一旦ダンスから離れたものの、高校3年間はダンス部に所属していた。ダンスを続けるうちに「表現すること」の楽しさに気づき、そのことがきっかけで大学在学時から役者を目指すこととなった。
憧れの役者を聞かれた際は森山未來の名前を挙げており、、役者やダンサーとしての表現力や自分の軸を持って活動する姿勢をとても尊敬している。
家族について
東京都練馬区在住、
- 父(医師)映画が大好き。ほんやDVDがたくさんあり、北野武やタランティーノの作品が多く、父の隣で良く映画を観ていた。
- 母(看護師)演劇好きで過去に社会人演劇に参加したことがある。
両親とも演劇好きであり、お盆に親戚の家に行くと、一芸をしないと御飯が食べられないルールがあった。なので小さい頃から母親に「世界で一つだけの花」の手話と歌を仕込まれていた。 - 三姉妹の長女で二人の妹たちとなんでも話す。恋バナや進路相談も。
優実の足跡
河合優実さんのデビューは2019年で、テレビドラマ『インハンド』の第4話でゲスト出演しました。
彼女は鈍牛倶楽部に所属しています。
この事務所はオダギリジョーさんや小林稔侍さんなどが所属していることで知られています。
その後、彼女は数々の映画とテレビドラマに出演し、その演技力で高い評価を受けています。
また、2023年には映画『少女は卒業しない』で長編映画初主演を務め、同年にはドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』で連続テレビドラマ初主演を務めました。
受賞歴
第43回ヨコハマ映画祭 最優秀新人賞(『由宇子の天秤』『サマーフィルムにのって』)
2021年度 全国映連賞 女優賞(『由宇子の天秤』により)
第35回高崎映画祭 最優秀新人俳優賞(『由宇子の天秤』)
第95回キネマ旬報ベスト・テン 新人女優賞(『由宇子の天秤』『サマーフィルムにのって』『偽りのないhappy end』により)
第64回ブルーリボン賞 新人賞(『由宇子の天秤』『サマーフィルムにのって』により)
第14回TAMA映画賞 最優秀新進女優賞(『ちょっと思い出しただけ』『愛なのに』『女子高生に殺されたい』『冬薔薇(ふゆそうび)』『PLAN75』『百花』)
第44回ヨコハマ映画祭 助演女優賞(『ある男』『PLAN75』『愛なのに』『冬薔薇』『ちょっと思い出しただけ』)
ELLE CINEMA AWARDS 2022 エル・ガール ライジングアクトレス賞(『PLAN 75』『愛なのに』)
第35回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞 新人賞(『冬薔薇』『PLAN75』『ある男』『女子高生に殺されたい』)
第119回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 助演女優賞(『不適切にもほどがある!』)
第50回放送文化基金賞 演技賞(『NHKスペシャル “宗教2世”を生きる ドラマ編 神の子はつぶやく』)
優実のプロジェクト
彼女は瞬く間に映画界で注目を集め、『アンダードッグ』『佐々木、イン、マイマイン』『サマーフィルムに乗って』『由宇子の天秤』『愛なのに』など、10作品以上の映画に出演しています。
特に『PLAN 75』以降の2年間は、河合さんにとって大躍進の時期であり、多くの主演作を含む様々なプロジェクトに関わってきました。
特に、以下のプロジェクトが目立ちます:
- ドラマ「不適切にもほどがある!」:TBS系で放送されたこのドラマでは、全国区の顔となり、注目を集めました。
- 映画「ナミビアの砂漠」:山中瑤子監督の作品で、カンヌ国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞しました。(※ 2024年9月公開予定の為、受賞歴には含めず)
- 映画「あんのこと」:薬物依存から更生しようとする女性・香川杏役を演じ、主演を務めました。
これらの作品は、河合優実さんの多様な才能を示すものであり、彼女のキャリアにおける大きな飛躍を象徴しています。さらに、彼女はこれらのプロジェクトを通じて、その演技力と存在感を広く認識されるようになりました。
優実の映画『あんのこと』
河合優実さんは映画『あんのこと』で主演を務めており、この作品は2024年6月7日に公開されました。この映画は、壮絶な環境で育った少女の悲痛な人生を描いています。
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『SR サイタマノラッパー』シリーズなどの入江悠監督が、世界的パンデミックが起きた2020年のある日の新聞記事に着想を得て撮り上げた人間ドラマ。機能不全の家庭に育ちすさんだ生活を送る少女が、ある出会いをきっかけに生きる希望を見いだそうとする中、非情な現実に翻弄(ほんろう)される。どん底の境遇から抜け出そうともがく主人公を『少女は卒業しない』などの河合優実が演じ、共演には『さがす』などの佐藤二朗、『正欲』などの稲垣吾郎らが名を連ねる。
ホステスの母親、足が不自由な祖母と暮らす香川杏(河合優実)は幼いころから虐待を受けて育ち、若くして売春に手を染め、さらに違法薬物の常習者になってしまう。ある日人情深い刑事・多々羅(佐藤二朗)に補導されたことをきっかけに、更生の道を歩み出す。さらに多々羅の友人である記者・桐野(稲垣吾郎)らの助けを借りながら、杏は新たな仕事や住まいを探し始める。そうしてかすかな希望をつかみかけた矢先、世界的パンデミックによって事態が一変する。
優実のドラマ『RoOT / ルート』
この街は、どこかおかしい。
愛嬌ゼロの先輩探偵×凶運のポジティブ新人。
踏み込んだら抜け出せない群像“ヒューマン”ミステリー
探偵の玲奈と新人の佐藤は、ひょんなことから小戸川というタクシー運転手を調べることに。ただの素行調査のはずだった依頼はとある“女子高生失踪事件”へと繋がっていく。
優実の映画『ナミビアの砂漠』
映画『ナミビアの砂漠』は、2024年9月に公開予定のヒューマンドラマです。山中瑶子監督(27)の長編映画の第1作目です。この映画は、彼女が日本大学を休学中に制作され、各国の映画祭で高い評価を受けました。主演は河合優実さんで、21歳のカナという主人公を演じています。カナは恋人も仕事もあるが、何かを求めて彷徨うように東京で生きている若者の姿を描いています。
詳しいストーリーはまだ未公開です。
河合優実さんは、日本の映画界で注目されている若手女優の一人です。彼女は、短期間で多くの映画やドラマに出演し、その演技力で多くの賞を受賞しています。最近では、映画『ナミビアの砂漠』での演技が高く評価され、第77回カンヌ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞しました。(日本では9月公開です)
河合さんは、実在する人物をモデルにした難しい役柄に挑戦し、その役に深く共感し、観客にも感動を与えることができる才能を持っています。彼女の今後の活動には、新しい映画やドラマへの出演が予定されており、彼女のさらなる成長と成功が期待されます。
河合優実さんの将来に対する期待としては、彼女がこれまでに示してきた情熱と才能をさらに発展させ、日本だけでなく世界中で活躍する女優になることを願っています。彼女の演技は、多くの人々に影響を与え、感動を呼ぶことでしょう。私たちは、彼女の今後の活躍を楽しみにしています。