劇団「チーズtheater」を主宰する戸田彬弘が、旗揚げ公演でもある舞台「川辺市子のために」を自ら映画化。プロポーズされた翌日に突如失踪した女性の壮絶な半生を描く。過酷な境遇に翻弄(ほんろう)されて生きてきた主人公を杉咲花、彼女の行方を追う恋人を若葉竜也が演じる。
3年間共に暮らしてきた恋人・長谷川義則(若葉竜也)からプロポーズされた翌日、突如姿を消した川辺市子(杉咲花)。ぼうぜんとする義則の前に彼女を捜しているという刑事・後藤(宇野祥平)が現れ、信じ難い話を明かす。市子の行方を追って、義則は彼女と関わりのあった人々に話を聞くうち、彼女が名前や年齢を偽っていたことが明らかになっていく。さらに捜索を続ける義則は、市子が生きてきた壮絶な過去、そして衝撃的な事実を知る。
『52ヘルツのクジラたち』は、2024年3月1日に公開され、杉咲花さんが主演を務めています。この作品は、町田そのこによる同名小説を映画化したもので、心に響く物語として注目されています。
家族に虐待された過去を引きずる女性が、かつての自分と同じような環境にいる少年と交流する。杉咲花、志尊淳、宮沢氷魚ほかが出演する。
東京から海辺の町の一軒家へ越した貴瑚(杉咲花)は、家族からの虐待を受けて声を出せなくなった、ムシ(桑名桃李)と呼ばれる少年と出会う。自身も家族に虐待されていた過去を持つ貴瑚は、彼を放っておくことができずに一緒に暮らし始める。貴瑚と平穏な日々を送るうちに、夢も未来もなかったムシにある願いが芽生えていく。それをかなえようと動き出した貴瑚は、かつて虐待を受けていた自分が発していた、声なきSOSを察知して救い出してくれた安吾(志尊淳)との日々を思い出す。
杉咲花とは
杉咲花さんは、幅広い役どころに挑戦してきた実力派女優です。彼女の演技力は、どの作品でも観る者を圧倒するものであり、心に訴えかけます。
杉咲花さんのデビュー作は、2007年『まるまるちびまる子ちゃん』です。
10歳の子役で城ケ崎姫子を演じました。このころは前の事務所スターダストプロモーションに所属しており、梶浦花(かじうらはな)で活動していました。
2011年『桜蘭高校ホスト部』伽名月麗子役
杉咲花さんは小学校6年生の時に、スターダストプロモーションを退社しています。
志田未来さんに憧れて改めて女優を目指し、14歳の時に研音のオーディションを受けて見事合格!
杉咲花として活動を開始しました。
2012年『黒の女教師』野間薫役 土屋太鳳さんと共演している『黒の女教師』。
2013年『夜行観覧車』遠藤彩花役
高校生とは思えないほどの演技力でした。
2015年『学校のカイダン』香田美森役
中学生から高校生になって、徐々に大人っぽくなってきていました。
この頃は「可愛い」よりも、杉咲花さんの演技力に注目されています。
2018年『花のち晴れ~花男Next Season~』主演 江戸川音役
『花より男子』の続編のラブコメディーで、「元社長令嬢で現在は庶民の江戸川音」を演じていました。
2018年頃から「可愛くなった」「垢ぬけた」と評判になっています。
2019年『ハケン占い師アタル』主演 的場中役
憧れだった、志田未来さんとの共演を果たしています。
ドラマの役作りで、人生初パーマをかけた杉咲花さん。
ところがSNSでは、「似合っていない」と不評でした。
2021年『恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~』
もうすっかり大人の顔ですね。垢ぬけてより可愛い女性になっています。
ショートヘア×明るめの髪色で、印象が変わっていました。
特に怒りの演技の迫力に、驚愕された人が多くいます。
杉咲花さんは、幅広い役どころに挑戦してきた実力派女優です。彼女の演技力は、どの作品でも観る者を圧倒するものであり、心に訴えかけます。例えば、NHK連続テレビ小説『おちょやん』や映画『市子』など、話題作への出演が続いています。彼女は自身の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚を演じた映画『52ヘルツのクジラたち』でも、圧倒的な演技力を発揮しました。この作品では、孤独を抱える主人公の深い悲しみから再生へと歩み始める姿が、観る者の心を揺さぶります。杉咲花さんは、一人でも人生観が変わるような映画になっていたらうれしいと語っており、その演技力は業界内でも高く評価されています。彼女の才能ある演技は、多くの人々に感銘を与えています。
杉咲花 インスタ閉鎖発表
2021年5月花さんはInstagramを閉鎖しました。
花さんは「インスタグラムをフォローしてくださってる皆さまへ」と書かれた自身の写真とともに「このアカウントを閉じようと思います!」とアカウントの閉鎖を発表。
「突然で驚かせてしまうかもしれませんが、年々、お芝居を通してなにかを伝えるということに、より一層集中していきたい気持ちが強くなっていました」とその理由を明かした。
確かに芸能人がインスタを管理するのは異常なほど多くの時間を要すると良く聞きます。
杉咲花の家族について
杉咲花さんは、4人家族で、家族構成は「父親・母親・本人・弟」です。こちらが詳細です:
父親(小暮武彦):
ギタリストで元『レベッカ』のリーダー。
『レベッカ』は1982年に結成されたバンドで、小暮武彦さんは曲作りでも中心的な役割を担っていました。
ヒット曲「フレンズ」などで知られています。最初の奥さんがREBECCAのボーカルであるNOKKOさんです。
現在は3度目の結婚をしており、一般女性(裕子さん)との間に息子(青葉君)がいます。
母親(チエ・カジウラ):
歌手で、1995年にシングル「…だけどベイビー」でデビュー。
洗足学園音楽大学でボーカルの指導もしています。
杉咲花さんの本名は「梶浦 花」で、母親が付けてくれた名前です。
杉咲花さんはお花が好きで、青く染められたカスミソウをよく買うそうです。
杉咲花さん:
両親が離婚した際、母親が引き取り、母子家庭で育ちました。
家族とは、「何があってもその人のために、何でもできる」存在だと感じています。
ドラマが大好きで、志田未来さんに憧れて女優になることを決意しました。
歌声は両親譲りの美声で定評があります。
弟(青葉君)現在21歳:
父親の3度目の結婚で生まれたので、花さんとは異母兄弟です。
花さんは両親の離婚以来、木暮さんには会っていないとの事なので、恐らく弟さんとも一度も会っていないのではないでしょうか。
新番組がもう始まっています!
「アンメット ある脳外科医の日記」**は、杉咲花さんが主演する医療ドラマです。
- **川内ミヤビ(杉咲花)**は、脳外科医でありながら、過去2年間の記憶をすべて失ってしまう記憶障害を抱えています。毎朝5時に起きて机の上の日記を読み、失った記憶を覚え直すことから1日が始まります。
- ミヤビは、サッカー部エースの高校生・亮介が“左側の感覚”を全て失う重い後遺症を抱えて手術に運ばれてきたことを知ります。三瓶(若葉竜也)から主治医を任されたミヤビは、夢を失いつつある少年にどう寄り添っていくのか、葛藤しながらも患者を救う脳外科医として奮闘します。
- また、ミヤビが三瓶の助手として手術に参加したことは大きな波紋を呼び、ミヤビの主治医である大迫(井浦新)は「危険極まりない行為だ」と院長の藤堂(安井順平)に猛抗議しています。
この前代未聞の医療ドラマで、杉咲花さんはフジ系連ドラ初主演&初の医師役を務めています。彼女が記憶障害を抱えながらも患者を救う姿に注目です。
ドラマ「アンメット」放送後「そばかす」に反響
4月17日 都内でファンケル新CM発表会の席上で、4月15日のドラマ「アンメット」第1話の放送後「そばかすがあるんですけど、いろいろな反響をいただいた」と明かした。『私はいいと思っているし、ありのままの自分だと思うからあまり隠さなくて良いかなって感じ。本人が思うままでいられるのが、素敵だと思う』と持論を展開していました。
次は映画
「朽ちないサクラ」は、孤狼の血シリーズの柚月裕子による警察ミステリー小説を杉咲花さんが主演で映画化した作品です。
愛知県平井市在住の女子大生が、たび重なるストーカー被害を受けていました。しかし、警察は女子大生からの被害届の受理を先延ばしにし、その間に慰安旅行に行っていたことが地元新聞のスクープ記事で明らかになります。親友の新聞記者・津村千佳はこの記事を書いたと疑われ、身の潔白を証明しようとしますが、一週間後に変死体で発見されてしまいます。
後悔に突き動かされた県警広報広聴課の森口泉は、捜査する立場にないにもかかわらず、千佳を殺した犯人を自らの手で捕まえることを誓います。公安警察の存在に迫りながら、事件の真相を解明していくサスペンスミステリーとなっています。
杉咲花さんが泉役を演じ、安田顕さん、萩原利久さん、豊原功補さんらが共演しています。監督は「帰ってきたあぶない刑事」の原廣利氏が務めており、2024年6月21日に劇場公開される予定です。
映画『片思い世界』は、2025年に公開予定の作品で、坂元裕二さんのオリジナル脚本によって生まれました。この映画は、現代の東京を舞台に、悩み迷いながらも優しさを失わずに生きる若い女性たちの姿を描いています。豪華すぎるトリプル主演として、広瀬すず、杉咲花、清原果耶が出演しています。
そして楽曲は鬼滅の声優 花澤香菜さんの「片思いが世界を救う」です。
悩み迷いながらも優しさを失わずに生きる若い女性たちの姿。現代の東京を舞台に、物語が紡がれる。
残念ながら、具体的なストーリーの詳細はまだ発表されていません。しかし、坂元裕二さんと土井裕泰監督の名コンビが手掛ける本作は、前作『花束みたいな恋をした』の成功を受けて、期待されていることは間違いありません。三人の主演女優がどのような物語を紡ぐのか、楽しみに待ちましょう。
杉咲花さんは、幅広い視点を持ち、作品選びに対する意識も高いです。彼女は「一人でも人生観が変わるような映画になっていたらうれしい」と語っており、性的マイノリティなど社会的に弱い立場に置かれる人々を描いた作品に向き合ったことで、自身の人生観にも影響を受けたと明かしています。彼女は真摯にテーマに向き合い、自分の考えを表明する場としての意識を持ちながら、さまざまな作品に出演していくことを望んでいるようです。
杉咲花さんは、26歳であり、これからどのように成長していくのか楽しみです。彼女はSNSを通じて世の中の動きを観察し、さまざまな声に敏感でいたいと考えています。また、彼女は他者を通して人を想像し続けることを大切にしており、プライベートでは一人旅を楽しんでいるそうです。次は伊勢神宮に行ってみたいとのことです。