松本若菜とは?プロフィールと経歴
松本若菜(まつもと わかな)は、1984年2月25日生まれ、鳥取県米子市出身の女優です。身長は165cm、血液型はA型。現在の所属事務所はトリプルエーで、2007年に芸能界デビューしました。
特技は料理やクラリネット演奏、趣味は手芸やカップ焼きそば「一平ちゃん」愛好など多彩です。高校時代には調理師免許を取得しており、普通自動車運転免許も持っています。
女優デビューから現在までの主な出演作
松本若菜は2007年、特撮ドラマ『仮面ライダー電王』の野上愛理役で女優デビューしました。その後、2009年には映画『腐女子彼女。』で初主演を果たします。
以降も映画やドラマで印象的な役を数多く演じてきました。主な出演作は以下の通りです。
◆ 映画『ペコロスの母に会いに行く』(2013年)
◆ 映画『駆込み女と駆出し男』(2015年)
◆ 映画『愚行録』(2017年/第39回ヨコハマ映画祭助演女優賞受賞)
◆ドラマ『コウノドリ』(2017年)
◆ドラマ『チア☆ダン』(2018年)
◆ドラマ『やんごとなき一族』(2022年/東京ドラマアウォード2022助演女優賞)
◆ドラマ『復讐の未亡人』(2022年/連続ドラマ初主演)
◆ドラマ『ファーストペンギン!』(2022年)
◆ NHK大河ドラマ『どうする家康』(2023年)
◆ドラマ『西園寺さんは家事をしない』(2024年/主演)
◆ドラマ『わたしの宝物』(2024年/主演)
◆ドラマ『Dr.アシュラ』(2025年/主演)
近年の活躍と受賞歴
松本若菜の大きな転機は、2022年のドラマ『やんごとなき一族』での怪演です。主人公の義姉・深山美保子役としてコミカルかつインパクトのある演技を披露し、「松本劇場」と称されるほど話題となりました。
この作品で東京ドラマアウォード2022助演女優賞を受賞し、同年の『復讐の未亡人』で連続ドラマ初主演も果たしています。また、2017年には映画『愚行録』で第39回ヨコハマ映画祭助演女優賞も受賞しています。
2024年には『西園寺さんは家事をしない』『わたしの宝物』で2クール連続主演を務め、幅広い役柄を演じ分けて全世代から支持を集めています。2025年4月からはフジテレビ新ドラマ『Dr.アシュラ』で主演し、7年連続でフジ連ドラ出演、2年連続で主演に抜擢されるなど、今や押しも押されもせぬ売れっ子女優です。
さらに、2024年の「ブレイク俳優ランキング(女性編)」で年間1位に輝き、2025年にはエランドール賞新人賞も受賞。不動の人気と確かな演技力で、今後もさら

松本若菜主演「Dr.アシュラ」とは
「Dr.アシュラ」ドラマ概要・あらすじ
『Dr.アシュラ』は、2025年4月期にフジテレビ系「水曜22時枠」で放送されている医療ドラマで、こしのりょうによる同名漫画が原作です。舞台は帝釈総合病院の救命科。主人公の杏野朱羅(松本若菜)は、どんな急患の命も救うことに執念を燃やす39歳の救命医。生死を分ける修羅場でこそ真価を発揮し、時には重症患者2人を同時にオペすることも。朱羅は努力の末に技術を磨き上げたスーパー救命医で、院内外のトラブルや組織の壁にも立ち向かいながら、命を救うため奔走します。
物語は、朱羅の恩師である元救急科科長・多聞(渡部篤郎)の復帰や、理事長・阿含(片平なぎさ)が新病院設立を目指して動き出すなど、病院を取り巻く人間模様や権力闘争も描かれています。
松本若菜が演じる役柄と見どころ
松本若菜が演じる杏野朱羅は、帝釈総合病院救命科の救命医で、修羅場を制する冷静さと情熱を兼ね備えた女性。患者の命を救うためには上司や組織の命令を無視してでも突き進む強い信念の持ち主です。朱羅は天才肌ではなく、血のにじむような努力で今の地位を築いたという設定で、松本若菜のリアルで力強い演技が大きな見どころとなっています。
また、朱羅は幼少期の事件がきっかけで医師を志した過去を持ち、患者一人ひとりに真摯に向き合う姿勢が多くの共感を呼んでいます。
原作や共演者について
原作は、こしのりょうによる医療漫画『Dr.アシュラ』で、2015年から2016年にかけて『漫画ゴラク』で連載されました。ドラマでは、松本若菜のほか、田辺誠一(大黒修二役)、渡部篤郎(多聞真役)、片平なぎさ(阿含百合役)、荒川良々(梵天役)、小雪(ナオミ役)など、実力派俳優陣が脇を固めています。
さらに、佐野晶哉(薬師寺保役)、猪塚健太、結城モエ、荒井玲良、阿南敦子らが主要キャストとして出演し、毎話ごとに豪華ゲストも登場しています。
視聴者の反響と今後の展開
『Dr.アシュラ』は、松本若菜の熱演とドラマチックな展開が高く評価されており、SNSやレビューサイトでも「ノンストップで引き込まれる」「松本若菜の代表作になりそう」といった声が多く寄せられています。
特に、救命の現場で繰り広げられる緊迫感や、朱羅の決断力と人間味あふれるキャラクターが支持されています。最終話(2025年6月25日放送)では、朱羅がホームレスの患者を救うエピソードが描かれ、社会的なテーマにも踏み込んでいます。
今後の展開としては、朱羅が新たな救命現場でどのような修羅場を乗り越えていくのか、病院内の権力争いや人間関係がどのように変化していくのかが注目されています。

松本若菜の「元夫」とは?話題になった共演エピソード
「やんごとなき一族」での夫婦役
松本若菜は、2022年放送のフジテレビ系ドラマ『やんごとなき一族』で、深山美保子役として出演しました。美保子は、深山家の長男・明人の妻という設定で、明人役を尾上松也が演じています。美保子は老舗和菓子店の娘で、長男の妻として深山家に尽くしつつも、主人公・佐都(土屋太鳳)に対して強いライバル心を抱く複雑なキャラクター。夫・明人は気弱で目立つことを嫌う性格で、父親の決めたことに逆らえず、妻の美保子からも叱責されることがしばしばという関係性が描かれました。
このドラマでの夫婦役が非常に印象的だったことから、ネット上では「松本若菜の元夫=尾上松也」という検索や話題が広がっていますが、実際にはドラマ内での夫婦役であり、プライベートでの結婚歴はありません。
尾上松也との関係とSNSでの話題
松本若菜と尾上松也は『やんごとなき一族』での夫婦役が大きな話題となり、SNSでは「松本若菜と尾上松也の夫婦役がリアル」「息の合った演技が素晴らしい」といった声が多く寄せられました。ドラマの中での二人のやり取りや、互いに複雑な感情を抱える夫婦像が視聴者の共感を呼び、「尾上劇場」「松本劇場」といった言葉が生まれるほど、二人の演技力が高く評価されています。
また、ドラマ放送中はTwitterやTikTokなどのSNSで、二人の共演シーンが切り取られて拡散されるなど、非常に注目を集めました。
「西園寺さんは家事をしない」友情出演の裏話
2024年放送のTBS系ドラマ『西園寺さんは家事をしない』第5話では、松本若菜が主演を務める中、尾上松也が友情出演しています。この共演は『やんごとなき一族』での夫婦役以来となり、ファンの間でも「再共演がうれしい」「ドラマを超えた絆を感じる」と話題になりました。
このエピソードでは、松本若菜演じる西園寺さんがマッチングアプリを利用するシーンで、尾上松也が“元夫”役として登場し、SNSでも「やんごとなき一族の夫婦再び!」と盛り上がりを見せました。
松本若菜と尾上松也は、ドラマでの夫婦役が強く印象に残っているため「元夫」として話題になることが多いですが、実際は共演によるものであり、プライベートでの結婚歴はありません。

松本若菜の彼氏・恋愛事情
歴代彼氏と噂された有名人一覧
松本若菜はこれまでに複数の男性と熱愛の噂がありましたが、いずれも確証のある交際報道はありません。主に噂された有名人は以下の通りです。
インパルス・板倉俊之(2006年頃):アルバイト先の鰻屋で知り合い、板倉からラブレターを渡されるも、松本が読まずに捨ててしまったというエピソードが有名です。
佐藤健(2007年頃):『仮面ライダー電王』で共演し、姉弟役として仲が良かったことから熱愛説が浮上しましたが、実際に交際していた証拠はありません。
大東駿介(2009年頃):映画『腐女子彼女。』で共演し、あまりのお似合いぶりから噂になりましたが、こちらも報道はありません。
中村優一(2010年頃):『仮面ライダー電王』などでたびたび共演し、SNSでの仲の良さも話題になりましたが、恋愛関係には発展していません。
千原ジュニア(時期不明):一部メディアで名前が挙がったことがありますが、具体的な交際情報はありません。
好きなタイプや恋愛観
松本若菜はインタビューなどで「女優という仕事を理解してくれる人」が理想の結婚相手だと語っています。また、落ち着いた大人の魅力があり、恋愛には堅実な印象を持たれています。仕事に対して非常に真面目で、恋愛よりも女優業を優先してきたことがうかがえます。
結婚観と現在の恋愛事情
2025年現在、松本若菜は独身で、夫や彼氏がいるという確かな情報はありません。結婚願望はあるものの、仕事を理解し応援してくれるパートナーを求めているようです。過去のインタビューでも「女優業が充実している今は恋愛より仕事」と語っており、現在も女優業に専念しているとみられます。

松本劇場とは?松本若菜と関係する話題
「松本劇場」の意味や由来
「松本劇場」とは、松本若菜の圧倒的な怪演やアドリブ力を称賛する言葉で、特に2022年のドラマ『やんごとなき一族』での深山美保子役の演技がきっかけで生まれました。もともとは現場で「美保子劇場」と呼ばれていたものを、共演者の松下洸平が「いやもう松本劇場だよ!」と名付けたことが始まりです。この呼び名は、松本若菜の演技力の高さと存在感を象徴するものとして、SNSやメディアでも広く使われるようになりました。
松本若菜の出演作との関連性
「松本劇場」が特に話題となったのは『やんごとなき一族』での怪演ですが、松本若菜は他にも『復讐の未亡人』『ミステリと言う勿れ』『金魚妻』など、幅広い作品で印象的な役柄を演じています。『やんごとなき一族』では、早口の台詞回しや変顔、替え歌などのアドリブが視聴者の目を引き、「松本劇場」という現象がネット上でムーブメントとなりました。
ファンの間での評判
「松本劇場」はファンや視聴者の間で非常に高く評価されており、放送のたびにSNSが盛り上がるほどの人気ワードとなりました。松本若菜の演技は「唯一無二」「何度でも見たくなる」といった声が多く、彼女の出演作を楽しみにするファンも急増しています。アドリブやコミカルな表現が話題を呼び、TikTokやInstagramなどでも真似する動画が拡散されるなど、幅広い世代から支持を集めています。
松本若菜の今後の活動・最新情報
2025年以降の出演予定作品
松本若菜は2025年も精力的に活動を続けています。主な出演予定作品は以下の通りです。
◆ 映画『はたらく細胞』(2024年12月13日公開)
松本若菜は「マクロファージ」という免疫細胞の役を演じます。特殊メイクでの出演が話題です。
◆ 映画『室町無頼』(2025年1月17日公開)
室町時代を舞台にした時代劇で、高級遊女「芳王子」役を務めます。凛とした気高さを感じさせる役柄です。
◆ ドラマ『Dr.アシュラ』(2025年4月期・フジテレビ系)
天才救命外科医・杏野朱羅役で主演を務めています。毎週水曜22時放送で、医療現場の修羅場を描く作品です。
このほか、2024年には『西園寺さんは家事をしない』『わたしの宝物』など連続ドラマ主演が続き、今後も多彩な役柄での活躍が期待されています。
SNSやメディアでの発信
松本若菜は公式InstagramやX(旧Twitter)などのSNSで、撮影の裏話や共演者とのオフショット、出演作の告知などを積極的に発信しています。ドラマや映画の公開前後には、役作りのエピソードや現場の雰囲気を伝える投稿が多く、ファンとの交流も大切にしています。
また、テレビやラジオ番組への出演情報もSNSで随時発信しており、最新の出演情報をチェックすることができます。
松本若菜とCM出演について
松本若菜さんは、2024年下半期から複数の企業CMに出演し、その自然体で魅力的な演技が各社のブランドイメージ向上に大きく貢献しています。
特に注目されたのが、キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)の新企業CMです。2024年9月24日から賀来賢人さんと共演した「登場・熱弁」篇、「登場・おまかせください」篇が放映され、企業の未来志向や社会課題への取り組みを松本さんの誠実な表情や語りで印象的に伝えています。さらに、AI防災をテーマにした「対談・AI防災篇」では、社長との対談形式でキヤノンMJグループの技術力や社会貢献への姿勢を分かりやすく紹介し、「超ワクワクする未来」を体現する存在として高く評価されています。
また、12月17日からはBIZTELの「いつでも、どこでもBIZTEL篇」に出演。働く現場のリアルなシーンを通して、松本さんの親しみやすさと信頼感がサービスの魅力と重なり、視聴者の共感を集めています。
11月27日から放送のオリックス ホテルズ&リゾーツ「あなたに言いたい篇」や、3月21日からのクリーンデンタル新CM「初トライ」篇、「くせになる」篇でも、松本さんのナチュラルな表現力が商品のメッセージを引き立て、ブランドの世界観に深みを与えています。
これらのCMはいずれも、松本若菜さんの幅広い表現力と企業のメッセージが融合した作品として、広告業界や視聴者から高い注目を集めています。
松本若菜はインタビューやSNSを通じて「どんな役柄でも全力で挑戦し、皆さんに新しい自分を見せたい」と語っています。2024年には2クール連続で主演を務めるなど、女優としてさらなる飛躍を遂げており、「これからも応援してほしい」とファンへの感謝と意欲を繰り返し発信しています。
今後も映画・ドラマ・メディア出演を通じて、幅広い世代に支持される女優として活躍が続く見込みです。