「音楽の魔法使い」Youn Sun Nah

ジャズ

私のもっとも憧れるジャズシンガーです

Youn Sun Nah /Calypso Blues (Vocal Looping, 2009)

ユン・サン・ナさんは1969年8月28日生まれで、2025年10月3日現在で56歳です。
彼女の両親はミュージカル出身で、父親のナ・ヨンス(나영수)は韓国の指揮者、母親のキム・ミジョン(김미정)はミュージカル女優です。彼女は韓国の建国大学でフランス文学を学びました。ファッション会社に勤めていたところ、鶴村劇団(극단 학전)の代表キム・ミンギ(김민기)にスカウトされた。そこで彼女は、地下鉄1号線(지하철 1호선)というミュージカルで女優デビューを果たしました。

両親からさまざまな音楽に触れてきたナさんは、地下鉄 1 号線でのパフォーマンスをきっかけにジャズを勉強して歌うことを決意しました。1995 年にジャズとシャンソンを学ぶためにパリへ行きました。そこで彼女は、CIM ジャズ スクール、ボーヴェ国立音楽学校、ナディア & リリ ブーランジェ音楽院でジャズを学びました。卒業後、2000 年から 2001 年まで CIM ジャズ スクールで生徒を教えました。彼女は自身のクインテットである YSN 5tet を結成し、フランスのさまざまなジャズ クラブ、劇場、フェスティバル、バーで演奏しました。また、2001 年にはデビュー アルバム『Reflet』をリリースしました。彼女のほとんどが自作の 2002 年のアルバム『Light for the people』は、広く流通した最初のアルバムとなりました。彼女はギタリストのオリヴィエ・オードとともに続編『ダウン・バイ・ラブ』を録音した。2004 年にリリースされた『So I am』により、彼女はヨーロッパでさらに知られるようになりました。

彼女は、透明感あふれる繊細な歌声と、独自の感性でアレンジされた楽曲で、多くの人々を魅了しています。彼女の音楽は、ジャズ、ポップス、ロック、クラシック、民族音楽など、多様なジャンルを取り入れており、その幅広い音楽性が評価されています.

彼女は、数々の賞を受賞しており、2019年には、フランス政府から芸術文化勲章を受章しました。 また、世界中でコンサートを開催し、多くのファンを魅了しています。彼女の音楽は、聴く人々に心地よい感覚を与え、癒しをもたらすと評されています。

BILLBOAD LIVE TOKYOの常連になっているのも、その所以でしょう。

韓国が生んだジャズ・ヴォーカルの至宝
伝説的ギタリストと届ける名コラボレーション
フランスを拠点に活躍する世界的ヴォーカリスト、ユン・サン・ナと、オスカー・ピーターソンの最後のギタリストとして知られるスウェーデン・ジャズを代表するギタリスト、ウルフ・ワケーニウス。仏リベラシオン紙が「ステージ上でのテレパシーに近い共犯関係」と賛辞を贈る至高のデュオがブルーノート東京に登場する。2007年よりデュオでツアーを行い、ドイツACTレーベルからリリースされたユン・サン・ナのアルバム『Voyage』(2008年) 、『Same Girl』(2010年)でも共演。透明感あふれる繊細な彼女の声とギターの響きが静謐で幽玄な世界を醸し出している。待望の来日ステージでは長きにわたるコラボレーションを通して演奏してきたカバー曲や自作曲を披露。世界中に感動を与えるケミストリーを見逃すわけにはいかない。

バンドネオンの嘆きがまた最高です

これもウルフとの見事な掛け合いは見ものです!

Youn Sun Nah – Momento Magico
Youn Sun Nah – I’ve Seen That Face Before (Libertango) (Official Video)
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直近の活動を知る

Youn Sun Nah(ユン・サンナ)は2020年以降も国際的なジャズ・シーンで活発に活動しており、複数の新作アルバムやシングル、ライブ出演が続いています。

2020年以降の主なアルバム・リリース
2022年:『Waking World』

自身で全曲の作詞・作曲を手掛けた初のアルバム。ジャズ、ポップ、フォークなど多彩なサウンドを織り交ぜています。

2024年:『Elles』

ジャズ・ピアニストのJon Cowherdと共演し、偉大な女性シンガーたち(ニーナ・シモン、ロバータ・フラック、ビョーク、エディット・ピアフなど)に捧げるカバーとオリジナルを収録する12作目。女性作家やシンガーへのトリビュートをテーマにしています。

2020年以降の主なシングル・代表曲
「Hallelujah」(2020年)

「Playground Love」(2020年、客演参加)

「Don’t Get Me Wrong」(2022年)

「Feeling Good」(2023年、『Elles』収録)

「La javanaise」(2024年、『Songbook』収録)

活動・ライブ情報
2023年~2025年も韓国、ヨーロッパ、日本などで多数のジャズフェス・コンサートに出演。例えば2025年9月のソウル公演、2025年10月のローザンヌ・ジャズOnze+、2024年のマラガ・ジャズフェスティバル、2023年のジャラスム・ジャズフェスティバルなどが開催されています。

その他の特徴
『Elles』はニューヨークで初のピアノ・デュオ編成として録音され、アコースティックかつ親密なサウンドが注目されています。

日本でもApple MusicやSpotifyなど主要配信サービスで最新楽曲やアルバムが視聴可能です。

このように2020年以降も、Youn Sun Nahは新作アルバムや海外公演で意欲的な活動を続けています。

Youn Sun Nah @ “Elles” [2024]
Youn Sun Nah – Hallelujah [Official Audio]
Don’t Get Me Wrong – Youn Sun Nah [Official Video]
Youn Sun Nah feat. Éric Legnini & Tony Paeleman – Jazz à Vienne 2024
Youn Sun Nah, Pierre Génisson & Bruno Fontaine record “La Javanaise”

【SPECIAL MESSAGE?】Youn Sun Nah

また お会いできる日を楽しみにしています

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