ぷろふぃーるから
足跡
幼少期を鹿児島県串木野市(現:いちき串木野市)で過ごした後、2005年に鹿児島市へ転住する。
小学1年からの3年間は父親の仕事の都合でメキシコへ移り住む。
小学5年生だった2011年、姉の萌音が応募予定だった第7回『「東宝シンデレラ」オーディション』の応募要項で年齢制限が10歳から応募可となっていたことから、「姉が受けるなら私も受けてみよう」と応募。史上最年少の10歳で44,120人の中からグランプリに選ばれ、審査員特別賞を受賞した姉の萌音とともに東宝芸能のシンデレラルーム所属となる。同年、ファッション雑誌『ピチレモン』の専属モデルとして同誌2011年9月号で芸能活動を開始する。
姉の萌音の高校進学に合わせて中学2年時に上京して東京の学校へ通う。「勉強も、お仕事も、どちらも中途半端にしたくない」との強い思いから高校は定期試験や単位取得が厳しい進学校(姉と同じ実践学園高等学校)に進学。
大学は明治学院大学文学部芸術学科に進学し、芸術理論や美術史、映像学などを学ぶ。
2012年2月にドラマ『分身』で女優デビュー。
2016年8月には『2万人の鼓動 TOURSミュージカル「赤毛のアン」』でミュージカルに初出演し、史上最年少で主人公のアン・シャーリー役を演じた。
2016年12月にはオーディションを経てキリンビバレッジ「午後の紅茶」のテレビCMシリーズに起
用されCharaの名曲「やさしい気持ち」を歌って注目を集め、完結編となる2018年のシリーズ第4作まで出演した。
2017年にはミュージカル『魔女の宅急便』に主演し、キキ役を演じた。2018年には舞台『続・時をかける少女』で主演を務めた。
2018年公開の『羊と鋼の森』で、姉の上白石萌音と映画初共演。同作品で、第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。
2018年、主人公の声を担当したアニメーション映画『未来のミライ』が、第71回カンヌ国際映画祭の「監督週間」に選出され、上白石も公式上映に参加した。
同年放送のドラマ『義母と娘のブルース』(TBS)に主人公の義理の娘役として出演した。
2019年、『いだてん〜東京オリムピック噺〜』の前畑秀子役でNHK大河ドラマ初出演。
2021年、映画『子供はわかってあげない』にて、映画『空色物・
語』以来10年振りに映画主演を務める。
2021年秋放送の『ソロモンの偽証』(WOWOW)で連続ドラマ初主演。
2022年春放送の日曜ドラマ『金田一少年の事件簿』(連続テレビドラマ第5シリーズ)では、主人公・金田一の幼馴染・七瀬美雪役で出演。
2022年前期放送の連続テレビ小説『ちむどんどん』にヒロインの妹役で朝ドラ初出演。
輝く日々と上白石萌歌の素顔
上白石萌歌の「週マガ」グラビアに流れる“やさしい時間”
表情から伝わる気持ち
窓際のあたたかい日溜り。白いTシャツを着た上白石萌歌が静かに目線をこちらに投げている。女優としてさまざまな話題作に出演しているなか、束の間の休日。その柔らかい表情を見ていると、自然と心が解れていくような感覚になる。言葉にならない感情を柔らかい風に乗せて届けてくれているような。白が際立つ扉の1ページから、既に上白石萌歌の表情に夢中になってしまっている。
続くページでは、薄色デニムのサロペットに濃いめのブルーのノースリーブを合わせている。ソファでくつろいだり、窓際に寝そべったり、広々とした部屋で自由に過ごす。落ち着きのある瞳で、自由奔放に、軽やかにその場に佇んでいる様にこ
そ上白石萌歌の魅力が溢れているように思う。目に見えない鎖に縛られることもなく、かといって、むやみやたらに越えてはいけない柵を越えたりはしない。どこにいても自分らしく、それでいてどんな場所にも馴染んでしまう。柔軟なやさしさ。それは、読者の心をもあたたかく包み込んでくれるほどのもので、忙しない日々のなかでふと忘れていた穏やかさを思い出させてくれる力を持っているように感じる。
扉で着ていたTシャツ姿で外を散歩。少し日が傾きかけた午後。まだ暑さは残っている。ソフトクリームを食べて、ちょっぴりご満悦な表情。そんな無邪気さもまた、上白石萌歌のあたたかさだ。小さなボートが浮かぶ波止場。太陽の光にきらめく波にも負けない、眩しい笑顔。感情は全て、言葉で言い表せるものではない。だからこそ、どこかに出かけて、その場での表情を見たくなるものなんだと思う。上白石萌歌の柔らかい表情から、想いを感じ合うことの大切さと、そのやさしさが伝わってくるグラビアだった。
366日(2025年1月10日公開予定、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント )- 玉城美海 役
あらすじ・ストーリー 2003年。沖縄で暮らす湊は同じ音楽が好きな後輩の美海と出会い、卒業をきっかけに交際を始める。湊は母親の病死で音楽を作る夢を諦めかけるが、美海に背中を押され、東京の大学へ進学する。2年後、美海も上京し、ふたりは東京で幸せな生活を始めるが……
【主演】赤楚衛二
【出演】上白石萌歌、中島裕翔、玉城ティナ、
稲垣来泉、齋藤潤、溝端淳平(友情出演)、石田ひかり(友情出演)、国仲涼子、杉本哲太
inspired by HY 「366日」
上白石 萌歌さんは、その美しい容姿と優れた演技力で多くの人々に愛されています。彼女の魅力の一つは、その純粋さと誠実さです。また、彼女の穏やかな性格と親しみやすさも多くのファンを魅了しています。