日菜美の魅力はここ!
森日菜美さんは、女優であり、モデルでもあります。彼女の魅力の一つは、その美しい外見とともに、多才な才能を持っていることです。彼女は特に演技において高い評価を受けており、さまざまなドラマや映画に出演しています。
また、森日菜美さんは料理が得意で、特に和食に詳しいとされています。彼女の料理の腕前は、多くのファンから絶賛されています。
他にも、彼女はスポーツも得意で、特にバスケットボールが好きです。
日頃TVのバラエティー番組で見る彼女の「おバカキャラ」だけでなく、彼女の多才さと情熱は、多くの人々にインスピレーションを与えている本当の彼女の魅力をタップリお伝えしたいと思います。
そして野菜のコンシェルジュの資格があります。これは、野菜の選び方や調理法についての知識を深めるための資格です。例えば、野菜の品質や栄養価、調理法などについて学ぶことができます。資格を取得することで、野菜に関する専門知識を持つことができ、食生活の向上に役立てることができます。
日菜美のプロフ
日菜美のあしどり
2001年3月30日、東京都葛飾区内の小松菜農家に生まれる。名前の由来もここから。
2014年に東宝芸能の創立50周年記念オーディションにて合格し、芸能界入り。
2016年、『校庭に東風吹いて』で映画デビュー。
2020年6月発売の『週刊ヤングジャンプ』29号で初のグラビア掲載。東宝芸能所属の女優がグラビアアイドルとなるのは初のこと。同年10月にはファッション誌『ar』のウェブモデルとしてモデルデビュー。同年11月6日発売の『FRIDAY』では人生初の表紙を務めた。
2020年10月放送開始の『ハルとアオのお弁当箱』(BSテレ東)で初の連続ドラマレギュラー出演。
2021年5月放送の『機界戦隊ゼンカイジャー』第9話よりヒロインのフリント・ゴールドツイカー役として出演。東宝芸能所属女優の戦隊シリーズ出演は初となる。
2022年2月、1st写真集『もりだくさん。』が発売。写真集発表後はグラビアを継続しつつ、女優業に重きを置いた活動をしていきたいと今後の展望を述べた。10月8日、幕張メッセで開催されたファッション&音楽イベント『Rakuten GirlsAward 2022 AUTUMN/WINTER』でランウェイを歩いた。
オーディション受験のきっかけは、自分が通う中学校のパンフレットで表紙を務めた際に撮影が楽しかったこと、同時期に観たドラマ『1リットルの涙』の沢尻エリカの演技に心を打たれ女優の仕事に興味を持ったこと。沢口靖子(第1回グランプリ)、長澤まさみ(第5回グランプリ)、上白石萌歌(第7回グランプリ)、上白石萌音(第7回審査員特別賞)、浜辺美波(第7回ニュージェネレーション賞)らをはじめ、東宝芸能所属タレントは東宝「シンデレラ」オーディション出身者が大半であるが、森は同オーディションを経ていない。そのため業界関係者から「シンデレラじゃないの?」と指摘され悔しい思いもしたといい、逆に「シンデレラじゃなくても輝けるぞ!」と実績を示すためにも頑張りたいと語る。
14歳で芸能界へ入り、俳優デビューしたが、両親から課せられた学業と両立する条件を守り、芸能活動を本格始動させたのは高校卒業後だった。高校卒業までは勉学に励む一方で、一線で活躍する同世代の俳優仲間と比較し遅れをとっている焦りがありました。
また当初はグラビアに対する抵抗があったが撮影が進むにつれ徐々に楽しくなっていったといい、インスタグラムのフォロワー数が約10倍に増える反響を得た。
スーパー戦隊シリーズのオーディションは『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』のころから4度受けている。東宝芸能所属初のスーパー戦隊シリーズ出演であることを踏まえ、オーディションでは「私も東宝芸能初、いや世界初を目指しています」と発言した。オーディションでは「絶対に『フリントが森日菜美で良かった』と思わせます!」と宣言し1年間全身全霊をかけ撮影に臨んだ。撮影終了時に「フリントはあなたにしか演じられなかった」と周囲から言葉をかけられた際に「頑張ってきて良かった」と感じた。『ゼンカイジャー』出演は、多くの人に知ってもらうきっかけとなり、約1年間現場を経験したことにより自信が持てるようになった本作品への出演は森にとってターニングポイントとなった。
『ゼンカイジャー』のオーディションでは、スーパー戦隊シリーズを好む兄の影響で、『星獣戦隊ギンガマン』のオープニングの走り方を披露した。
『ゼンカイジャー』の監督を務めた田﨑竜太は、『週刊プレイボーイ』のインタビューで、一番の戦隊ヒロインとして森の名を挙げている。
日菜美、自暴自棄の10代から名門の道を外れて見つけたもの
(Yahooニュースより引用)
森日菜美がルーツの韓国や実家の小松菜畑で撮影の1冊
女優は元より『呼び出し先生タナカ』での珍回答ぶりで知名度を上げ、ファッション誌モデル、園芸番組、格闘技レポーターと仕事の幅を広げている森日菜美。23歳の誕生日にフォトスタイルブック
を発売した。韓国ロケに実家の小松菜畑でのうさぎコスプレ、ランジェリーでの撮影やビューティ企画など盛りだくさんの1冊なのです。【名門・東宝芸能に入って10周年。日の目を見るまでに苦境も経た彼女が、今思うことは?】
損益計算書や貸借対照表を読めます
――留年していた大学は無事に卒業できたそうですね。
森 3月に成績が出るまで、単位が取れているか怖かったんですけど、いろいろな方の支えもあって卒業できて、ホッとしました。
――経済学を学んだことは、これからの人生で役立ちそうですか?
森 確定申告のときに役立つんじゃないかと思います。インフレやデフレも覚えましたし、簿記の授業も受けていたので、損益計算書や貸借対照表が読めるんです! 会社の決算書をまとめるレポートもあって、「おっ? 私、勉強できるかも」という気分で書いていました(笑)。
――『呼び出し先生タナカ』ではおバカキャラみたいになっていますが、インテリキャラに転向しますか(笑)?
森 大学の勉強は行けば教えてもらえますし、多少なりとも学べたと思いますけど、タナカ先生の授業はまた別ですからね(笑)。
――『Chicktack』でのやす子さんとの対談でも、「海の幸」を「うみのしあわせ」と読んだ……との話がありました(笑)。
森 「海の幸」って言葉は知っていたんです。なぜかハキ違えて言ってしまうことがあって、自分で怖くなります(笑)。
「どうせ無理だ」とお仕事を諦めてました
――芸能生活10周年でスタイルブックの発売となりました。
森 この4~5年でやっと、森日菜美の名前がちょっと世の中に知っていただけて。
――本の中の「100の質問」では、「仕事がなかった時期がいちばん辛かった」「自暴自棄になってた10代のころ」とありました。
森 正直、10代の頃はお仕事を諦めていました。オーディションは全然受からず、「自分なんて、どうせ無理だ」「ここに居場所はないんだ」って、気持ちがずっと沈んでいて。ただ学校に通って、家に帰って、テレビを観ていました。
――中高生時代は学業優先で、仕事を抑えていたわけでもなくて?
森 それもありました。両親が学業に厳しくて、大学に行って卒業することが、芸能界に入るための約束だったので。中学2年のときは学年で10位に入るほど、頭良かったんですよ(笑)。
――頑張って勉強していたんですか?
森 その頃が人生で一番勉強していました。学習意欲が高くて、試験前には計画を立てて。大学に入るときも英検準2級を取りましたけど、学業のモチベーションはどんどん下がっていきました(笑)。
自分の良さを考えてオーディションを楽しめるように
――お父さんとの対談では、「諦めかけていたのを、今のマネージャーさんが担当になって救ってもらった」という話が出てました。
森 銀座のファミレスでマネージャーさんと話し合って、東宝芸能の他の方たちと違う方向で、水着グラビアをやることにしたり。仕事のお兄ちゃんみたいな感じで、何でも相談できますし、行動が早くて、私がやりたいことを叶えてくれました。本当に信頼しています。
――『機界戦隊ゼンカイジャー』のフリント役を始め、仕事がうまく回るように?
森 大学の周りの人たちも就職試験を受けて「ご縁がありませんでした」って来るそうですけど、私も10代のときはオーディションで毎回同じだったんです。就活だと考えると、すごく重荷でした。仕事をいただき始めてからは、「自分の良さはこれだから、こうしよう」と考えて、オーディションも楽しめるようになりました。
――今はいつも明るい雰囲気ですよね。
森 10代の頃より今が青春しているなと、すごく感じます。『呼び出し先生タナカ』でも遠足に出掛けたり運動会をしたり、ちょっと遅れた学校生活みたい。豊かな気持ちでキラキラしていられて、この楽しさがずっと続くようにしたいですね。
女性店員さんが「推しです」と言ってくれて
――女優さんの写真集は自分で買っていたそうですが、こうしたスタイルブックはどうでした?
森 あまり知らなかったので、編集部の方にいただいたり、たくさん調べました。雑誌の専属モデルさんが出されたものを参考に、女性として「こうなりたい」というイメージを膨らませて作りました。
――日菜美さんにも女性ファンが増えていて?
森 ありがたいことに増えてきました。先日も渋谷でごはんを食べていたら、同い年くらいの店員の方が「森日菜美さんですか?」と目をウルウルしてくださって。「今一番推しです。スタイルブックも予約しました」と言っていただいて、嬉しかったです。そういうことは今までなかったので、この本を作った甲斐もありますし、女性の方にも届けばいいなと思いました。
――スキンケア、美容、メイク術も紹介されていて、日菜美さんが独自に開発したようなことも載っていますか?
森 最近は美容マニアの方が多くて、Xでそういう方たちをフォローする専用のアカウントを作って、情報を仕入れています。それで自分のブランドの知識やスキンケアも充実する感じです。
うさぎの着ぐるみで父にビックリされました
――でも、実家の小松菜畑でうさぎのコスプレで撮影したのは、モデルさんは普通やらないことかと(笑)。
森 生まれてから22年、一緒に育った畑なので。小さい頃はそこで駆け回って、お年頃になると父を手伝って。そんな思い出のある場所で撮りたかったんです。私の中では、一種のアナザースカイですね(笑)。
――アナザースカイでうさぎになる意味もあったんですか(笑)?
森 着ぐるみを取り入れたくて、私もうさぎのように跳ねていきたいと思ったんです(笑)。最初は大丈夫か不安でしたけど、写真ができたら、すごくかわいらしく撮っていただけて。でも、父は「うちの娘は何を着ているんだ?」みたいな顔で、ちょっとビックリしていました。「ハロウィンか?」と言われました(笑)。
――ランジェリーのカットもありますが、最近は水着もあまりやってなかったですよね?
森 なので、恥ずかしさもちょっとありました。23歳になるので、今までと違う感じにしたくて、しっとりめで大人なイメージのカットが多いと思います。
――撮影前に改めて体を絞ったりも?
森 私は日ごろからダイエットはできないタイプで、3~4日前にいきなりサウナに行き始めたり、食事制限をしたりしました(笑)。
激辛料理でお腹を下すのも好きです
――韓国でも撮影してますが、日菜美さんはクオーターだったんですね。
森 母のルーツと聞いていたので、ずっと行ってみたい場所のNo.1でした。
――自分の中に韓国のDNAを感じる部分もありますか?
森 辛いものは好きです。韓国はニラを使う料理が多いらしくて、母が作るニラ玉は中華料理と違って、玉子焼きの中にニラを入れるんです。ごま油も使って、ごはんがすごく進みます。韓国料理は好きで、昨日もサムギョプサルを食べました。
――韓国で食べた激辛海鮮チャンポンは「7割くらいでギブ」とのことでした。
森 あれは辛かったです。最初は大丈夫かと思ったら、食べていくにつれて辛いというかシビれてきて。あまり味がしないはずのキクラゲまでファイヤー!!という感じで(笑)、ビックリしました。
――日本で赤からで食べたりもしますか?
森 行きます。辛さのマックスが10でしたっけ? 私は7~8くらいで食べていて。辛いものを食べて、お腹を下すのも好きです(笑)。刺激を感じてクーッとなって、痛さも激辛の一環、みたいな。
格闘技観戦の写真を上げたら連絡があって
――最近はONEチャンピオンシップのレポーターなど、格闘技関係の仕事も増えています。本にはブラジリアン柔術を習っていることも書かれていました。
森 格闘技のお仕事をやることが決まったとき、自分でも挑戦してみようと思いました。ブラジリアン柔術は岡田准一さんや玉木宏さんもやられていて、熱い競技だなと。技を覚えるほど強くなれて好きです。
――習得した技があるんですか?
森 言い方が合っているかわかりませんけど、カエルみたいにフフフフフーッて素早く歩く方法があって、それが好きです。鏡で見ると変な歩き方ですけど、技を掛けられてもタップせずに、くぐり抜けられるらしいです。
――もともと格闘技に興味があったんですか?
森 正直あまり観たことはありませんでした。でも、知り合いの方が誘ってくれて、キックボクシングを観にいったとき、ビックリするくらいカッコ良かったんです! 1試合に命を賭けて、大きいタンコブを作っても頑張っている姿を見ると、私は何をしているんだろうと思うくらい感銘を受けました。それから観戦したときの写真をSNSに上げていたら、格闘技の関係者の方から連絡があって、お仕事をいただきました。どこで何が繋がるか、わかりませんよね。
英検準2級なのに日常会話に困ってます
――ONE日本大会ではメインイベンターの武尊選手のインタビューもしてました。
森 ONEだと基本は海外なので、外国人選手にもインタビューできたらと思っています。英語もちょっと頑張りたいなと。
――英検準2級は持っているんですよね。
森 準2級は高校中級レベルで、日常会話には困らないと書いてありましたけど、全然困るんですよね。どういうことなんだろう(笑)。
――推しの選手もいるんですか?
森 RIZINの鈴木千裕選手です。フェザー級のチャンピオンで、試合中は眼差しがガッと変わる瞬間があって。それもカッコイイですし、番組でご一緒したときは、やさしく声を掛けてくださいました。格闘家の方は怖いイメージがありましたけど、皆さんリングを降りれば、人情味があってやさしいです。男気のある世界で、殴り合っても試合が終わったらハグしたり、敬意を見せるのもいいなと思います。
BLドラマはかわいらしい世界だなと
――いろいろ仕事が広がっている中で、4月からドラマ『彼のいる生活』にレギュラー出演します。BLものに馴染みはありました?
森 『ゼンカイジャー』で共演した増子(敦貴)くんの作品とかで、ちょっと知ってました。自分から観ることはなかったので新鮮です。
――主人公の男子たちの恋物語に、キュンとしたりも?
森 キュンというより、微笑ましい感じです。かわいらしい世界だなと思います。
――日菜美さんが演じる吉田絵里は、どういうキャラクターですか?
森 大学生で、佐藤瑠雅さんが演じる主人公の一仁の元カノ、今は親友みたいなポジションです。サバサバしていて、相談には何でも乗ってあげる、頼りがいのある女の子。でも、まだ一仁のことが好きで……みたいな。
――元カノの切なさも出てくるんですか?
森 そうですね。ヨリを戻したい感じで、もどかしさがありました。
サバサバした役を背伸びして演じました
――演じ甲斐のある役ですか?
森 ありました。今まではどちらかというと、等身大の自分に近い役が多くて。絵里は年齢は近いけど、サバサバした性格は私と全然違います。
――日菜美さんはサバサバしてないんですか?
森 あまりしてないです。どちらかと言うとワンワン、ニャンニャンなほうで(笑)、「ねえねえ、構って構って!」という。だから、ちょっと背伸びして演じました。
――演じるに当たって意識したことも?
森 監督さんが以前『ハルとアオのお弁当箱』でご一緒した方で、いろいろ相談しました。その中で「森さんは笑顔が特徴的だけど、あまりニパーッと笑わないで」とか、細かいところから指示していただきました。
――そういう表情の練習もしたんですか?
森 笑っても口を大きく開けないとか、笑い声がヒヒッとならないようにするとか、口周りを意識しました。
――前半の撮影で、特に印象的なことはありますか?
森 主人公2人と私ともう1人の男の子の4人が初めて出会うシーンを、大学のカフェテリアで撮ったんですね。陽差しがきれいで、大事に撮ろうと話していたんですけど、ビル風がすごくて、みんな髪がバーッと乱れてしまって。もったいなかったけど、それも思い出になりました。
バラエティと違う姿を女優で見てほしい
――もともと女優を目指していたのは、今も変わらないんですよね?
森 バラエティも大好きですし、タレントとしても夢はありますけど、女優を目指してこの世界に入った初心は、ずっと変わりません。バラエティで知ってもらった森日菜美とは違う姿を、作品でたくさんの方に観てもらいたいので、ドラマのレギュラーをもっと増やしたいです。
――『ゼンカイジャー』以降はレギュラーはありませんでした。
森 自分と同じ20代前半で、どんどん作品が決まっていく女優さんを見ると、焦りはもちろんあります。でも、私は私の歩幅で、自分の立ち位置を理解して行けたら。10代の仕事がなかった頃に比べたら、何であれオファーをいただくのは本当にありがたくて。私が番組に必要と思ってもらえたことが嬉しいので、一歩ずつでも知名度を上げていって、ドラマへのきっかけも作れるように頑張りたいです。
――バラエティはバラエティで大事にしつつ。
森 等身大の森日菜美はこういう子ですと、見せられるのが嬉しいです。女優さんはあまり素を見せない職業ですけど、私はいいかなと思っていて、どっちもやっていきたいです。
表情がコロコロ変わるのがすごいなと
――スタイルブックの韓国コーナーでは、ドラマの『わかっていても』に触れていました。女優のハン・ソヒさんにも刺激を受けました?
森 いいですよね。あと、『イ・ドゥナ!』のスジさんとか。韓国の作品はお芝居も学べますし、映像美も好きです。日本とは描き方のタッチがちょっと違うのかな。あとは、何と言っても展開の速さ。その中で、ハン・ソヒさんはシーンによって、表情が本当にコロコロ変わるのがすごいなと思います。
――『わかっていても』はラブロマンスで、『マイネーム』は復讐もののアクションだったり、作品によっても印象が違います。
森 そうなんです。たくさんの役を演じ分けられるのが、本当にカッコ良くて。しかも、ご本人のインスタでは酔っぱらった姿を普通に載せたりしていて、ビックリします。「自分はこういう人間」というのも見せながら、女優としていろいろな役ができるところが、すごく好きです。
――日菜美さんもインスタに、ラーメンを食べながら泣いている写真を上げていました(笑)。
森 飾らずにありのままでいたいんです。SNSではファンの方と近い距離感を心掛けています。もし自分が売れても、親近感は変わらないままでいられたら。たとえ私がテイラー・スウィフトさんみたいになっても(笑)。
――テイラー・スウィフトのようになるつもりもあるわけですか(笑)。
森 あります、あります(笑)。世界の歌姫になったとしても、みんなに「こんにちは」とあいさつして、歩いているアリンコにも「いつもありがとう」と言いたいです。
断捨離して新しいものに出会おうと
――アリに何を感謝するんですか(笑)?
森 アリンコがいてくれるから、世界が平和でいられるのかもしれないじゃないですか(笑)。何にでも意味があるんです。イスがあるから、今こうやって座って取材を受けられていたり。
――何か深い話ですね。
森 最近、断捨離をしたんです。人とも物とも別れるのが寂しくて、今まであまり捨てられなかったんですけど、新しい風を入れようと思って。そのときに「これを作った人がいるんだな」と考えて、作品にも携わった人たちがいるのと似たところがあるなと、発見しました。
――断捨離では、涙を呑んで、お別れした物もあったんですか?
森 大事にしていたニットがありました。19歳のときにひと目惚れして、ちょっと背伸びして買って。仕事を頑張ろうと思ったときに着て行って、うまくいったこともありました。私の支えになったニットですけど、ほつれちゃったんですね。私は裁縫もできないし、スタイルブックを23歳の誕生日に発売するので、ここは節目だなと。門出にこのニットとお別れして、新しいものに出会おうと思っています。
人と比べず自分は自分で楽しもうと
――日本のドラマも観ているんですか?
森 もちろんです。最近だと『不適切にもほどがある!』が面白すぎて。ああいうコメディチックなドラマにも携わりたいですね。私は昭和の雰囲気を知らないから新鮮で、母と一緒に観ていて「あの頃はこうだったんだよ」みたいな話になったりしました。
――バスの中でタバコを吸い出したり。
森 ビックリです。今だったら、みんな警察に電話しちゃいそう(笑)。
――あのドラマでは河合優実さんが脚光を浴びましたが、同年代の女優さんは気になりますか?
森 昔より自分と比べなくなりました。自分は自分。比べたら仕事が楽しめなくなってしまうし、マネージャーさんにも「比べても仕方ない」と言われます。
――同じ事務所の東宝シンデレラの皆さんも活躍していますが。
森 私は独自路線ですけど、シンデレラでない肩書きを付けてほしいんですよね。同じディズニーなら白雪姫でも、ティンカーベルでも。『美女と野獣』の野獣になったらイヤですけど(笑)、何かないですかね? でも、ないからこそ、私は自由にやりたいことができますし、いろいろ挑戦させていただいてますから。
東宝芸能のアウトローでいたいです
――本当にそうですよね。東宝芸能では異例の水着グラビアに、東映制作のスーパー戦隊シリーズ出演、そして最近のバラエティ展開と。
森 前にも言いましたけど、私は東宝芸能のアウトローでいたいなと。主役はひと握りでも、アウトローがいるからこそ成り立つので。もちろん自分が1人で生きていけるようにもなりたいですけど、最近は名前を覚えていただけるようになったのが大きいです。声を掛けられる頻度が、前よりビックリするほど増えました。
――大学を卒業して、個人で学んでいきたいこともありますか?
森 知識はずっと得ていきたいですし、何か資格も取りたくて。『呼び出し先生タナカ』でも言ったバイクの免許とか、まず英語のスピードラーニングから始めてもいいし(笑)。最近、移動中に洋楽を聴くようにしています。
――音楽から英語に馴染もうと。
森 そういうところからちょっとずつ学んで、仕事に繋がればいいかなと。あと、TOHOシネマズの幕間映像をやりたいです。
――今は東宝シンデレラ出身の福本莉子さんがやっています。
森 1週間限定の森日菜美ウィークでもいいので(笑)。本当に夢はたくさん広がっていて、今後も女優もタレントも全部まい進していきます! 「まい進」って合ってますか(笑)? 最近覚えて、良い言葉だと思ったんです。
――日菜美さんのまい進に期待しています。
森 はい、頑張ります!
日菜美さんの魅力いっぱいの対談でした。彼女のまい進に期待します!