ねねまるの足跡
志田 音々(しだ ねね、1998年7月15日 )は、日本のタレント、グラビアモデル、女優。埼玉県草加市出身。生島企画室所属です。
2013年、ミス・ティーン・ジャパン2014で準グランプリを受賞。
2018年には『週刊朝日』(朝日新聞出版)女子大生表紙モデルを白木愛奈・岩崎果歩らとともに務めた。
2019年4月から約1年間静岡第一テレビで『ZIP! 静岡Weather』のお天気キャスターを担当。また同年秋には水着グラビアデビューも果たした。同年12月16日、集英社「グラジャパ!アワード2019」最優秀新人賞を受賞。
2020年12月よりYouTubeチャンネル『ねねまるちゃんねる』を開設。2023年6月現在、登録者数は3万人を突破した。
2022年3月23日に成城大学を卒業した。
同年9月、テレビ朝日系列で放送の特撮テレビドラマ『仮面ライダーギーツ』に桜井沙羅 役で出演。
同年12月5日、集英社のデジタルコンテンツを対象にした「グラジャパ!アワード2022」で最優秀作品賞を受賞。
2023年6月より防衛省広報アドバイザーとなる。
ねねまるは、その美しい容姿と多才な才能で多くのファンを魅了しています
彼女の魅力としては、「美しい外見と個性的なスタイル」が挙げられます
また、彼女の明るく親しみやすい性格も特徴でした。
テリー伊藤と対談(1)
志田音々「アナウンサーが昔からの夢だった」
お天気お姉さんやグラビアアイドル、さらには役者としても活躍中の志田音々。出演した「仮面ライダーギーツ」の中でライダーになったことも話題に。何を隠そう、変身特撮モノに目がないという天才テリー。25歳で芸歴10年、子供から大人へ変身中の彼女に質問攻撃だ!(ASAGEIplus:引用)
テリー 「音々」さんって本名なの?
志田 はい、本名です。
テリー そうなんだ。すごくかわいい名前だから、てっきり芸名かと思ったよ。
志田 わぁ、うれしい。ありがとうございます!
テリー ということは、ご両親が音楽好き。
志田 そうですね、大好きで。私もピアノを10年間習ってました。
テリー この仕事はいつからやってるの?
志田 15歳です。中学3年生の時に「ミス・ティーン・ジャパン2014」で準グランプリに選んでいただいて、いろんな会社さんから声をかけていただきました。
テリー 今、事務所は生島ヒロシさんもいる「生島企画室」でしょう?
志田 はい、もう10年になります。
テリー 俺、生島さんとスポーツジムが一緒で、昔からの仲間で、会うといつもしゃべってるんですよ。
志田 そうなんですね(笑)。
テリー いろんな会社の中から何で生島さんのところだったの?
志田 私、昔からアナウンサーになるのが夢で、「大学に進学したい」というのを伝えてたんですけど、他に声をかけてくださった事務所は「大学は行かせないよ」みたいな感じだったんです。でも、生島企画室は「学業を優先しましょう」って言ってくれたので。
テリー 他は何でダメだったの?
志田 わからないですけど、所属と同時にたくさん仕事を入れてくださるつもりだったのかもしれません。
テリー ああ、なるほど。じゃあ、中3で所属して、ちょっとずつ芸能活動をしながら、大学に入ったんだ。大学は?
志田 成城大学です。
テリー おおっ、いいところだ。どんな大学生活だった?
志田 それが、思い描いていたのとは全然違って。私、もっとキラキラしてるのかなって思ってたんですよ。それは第一志望に受かった上での妄想で。
テリー 第一志望って?
志田 慶応大学です。でも、受かりませんでした。そこで「しっかり勉強しよう」ということにして、サークルにも入らず。そしたら、3年生からコロナで学校へ行けなくなってしまって。3、4年生はほとんど友達にも会えなかったです。
テリー そうか、可哀想だったなぁ。就職活動でテレビ局は受けたの?
志田 いえ。でもその頃になると、お天気キャスターやグラビアのお仕事も始めていて。タレント活動が楽しくなっていたんです。
現在は「めざましテレビ」(フジテレビ系)の「イマドキ」の他、「劇団サンバカーニバル」(エフエム富士)などにレギュラー出演中。YouTubeチャンネル「ねねまるちゃんねる」で動画配信中。セカンド写真集「ねぇね~」(ワニブックス)発売中。10月18~22日、こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロにて、主演舞台「舞台かげきしょうじょ!!」が上演された。
テリー伊藤と対談(2)
志田音々「気象予報士の資格を取ろうと頑張っていて」
テリー グラビアを始めた理由は何だったの? またアナウンサーとは全然違う仕事じゃない。
志田 私、グラビアを始めた年の4月から静岡第一テレビさんの「ZIP! 静岡Weather」でお天気キャスターを担当させていただいたんですね。アナウンサーに近いお仕事だし、いろいろ勉強して、すごく楽しくて。そんな時に事務所のスタッフの方から「グラビアやってみないか」って言われたんですよ。でもその時私、グラビアって何だかよくわかってなくて。
テリー えっ、ほんとに?
志田 はい。それで、よくわからないまま「やります」って。そしたら「水着」でした。
テリー そこで初めてわかったの? 遅いよ!
志田 アハハハ。でも私、その時、今よりもっと心が子供で。小学生が水着になるのって恥ずかしくないじゃないですか。それと同じで、水着になることに抵抗なかったんです。それで「グラビア楽しい」と思ってやらせていただいていたら、グラビアの賞をいただいたんです。そこからいろんな雑誌に呼んでいただけるようになりました。
テリー だって、もう紙の写真集を2冊も出してるんだよね。
志田 はい。9月にセカンド写真集の「ねぇね~」を出版させていただきました。タイトルは妹にも相談しました。
テリー あ、妹さんがいるんだ。
志田 弟と妹がいて、私は3人きょうだいのいちばん上です。
テリー そうか。ご家族はグラビアも応援してくれてるんでしょう?
志田 はい。みんな応援してくれてます。
テリー 写真集も見せた?
志田 セカンドは父親と弟には、まだ見せてないんですよ。2人とも恥ずかしがるので。弟がいちばん恥ずかしそうなんですけど。写真集の話をすると、ちょっと話をそらしたりするんです。
テリー ほんと?たぶん買って友達に自慢してると思うよ。
志田 そうなんですかね。でも、おじいちゃんは積極的に見てくれます(笑)。
テリー お母さんは?
志田 母親に見せたら「絵本みたいにかわいい雰囲気だね」って言ってました。私の好みを詰め込みすぎた結果、ちょっと大人っぽい写真が少なかったのかもしれないです。
テリー 「アナウンサーを目指すのもあきらめずに頑張りなさい」とは言われない?
志田 言われないですけど、実は今、気象予報士の資格を取ろうと頑張っていて。
テリー ええっ、音々さんが?
志田 はい。
テリー そうなの? あなた、頭いいんだなぁ!
志田 いやぁ、全然。
テリー だって、頭よくなきゃ、普通は気象予報士の資格を取ろうなんて考えもしないんだよ。かなり難しいんだから。
志田 合格率6%とかって聞きました。
テリー そうだよね。もう何回か受けたの?
志田 はい。気象予報士の試験って「一般知識」「専門知識」「実技試験」の3つに合格しないといけないんですけど、そのうち2つはもう合格して、残りは1つです。
テリー その試験はいつ?
志田 もう8月末に受けてきました。結果は10月6日に出ます。
テリー あ、そう。ということは、この対談が出る頃にはわかってるね。
志田 ああ、そうなんですか!? どうなるんだろう。気象予報士の塾の先生には五分五分だって言われてるんですよ。ドキドキしますね。
テリー伊藤と対談(3)
志田音々「悪役の人を悪人と思っちゃうんです」
テリー この前まで「仮面ライダーギーツ」(テレビ朝日系)に出てたよね。
志田 はい。主な登場人物のひとりで桜井景和(仮面ライダータイクーン/佐藤瑠雅)って男の子がいるんですけど、私はその姉の桜井沙羅という役を演じました。
テリー いいなぁ。俺さ、実は仮面ライダーとかの変身モノが大好きで、今も1号のライダーベルトを持ってるんですよ。やってみて、どうでした?
志田 やっぱり濃い1年でしたね(編注:2022年9月~翌23年8月まで放送)。最初はそんなに出番の多い役じゃなかったんですけど、34話で「仮面ライダーハクビ」に変身するようになってからは、いろんなロケ地へ行って、スタッフさんともいろんな交流ができました。
テリー あれは最初から変身する設定だったの?
志田 私も詳しくはわからないんですけど。もちろん、物語がどこへ進んでいくかっていうベースはちゃんと決まってたと思うんですけど、やっぱり1年50話分あるので、細かい設定の部分はそのつど変わるみたいです。監督さんも数話ごとに変わりますし。だから、もともとはライダーに変身する役ではなかったんですけど、「ここらで変身させてみようか」みたいな感じにしてくださったんだと思います。
テリー うれしかったでしょう。
志田 うれしかったです!
テリー 「ちょっと体も絞らなくちゃ」とか思った?
志田 いろいろ考えました。「もっと動けるようにしよう」とか。でも、よく考えたらスーツアクターの方がいらっしゃるので、「私はいいんだ」と思って(笑)。
テリー でもさ、入りたいよね。
志田 入りたいです。
テリー 言わなかった?
志田 言わなかったですけど。最後にスーツアクターさんが気を遣って、「着てみる?」って言ってくださって。記念に私の携帯で写真を撮りました。でも、それだと誰だかわからないんですよね(笑)。すごく貴重な体験でした。
テリー ああいうのって、よく「視界が悪い」って言うけど。
志田 ほんとに全然真っ暗です。視界がすごく悪いサングラスをしてるみたいで、「これであんなに動いてたんだ!」ってビックリしました。
テリー 仮面ライダーって変身ポーズが見せ場じゃない。俺もさっき見させてもらったんだけど、あのポーズは誰が考えたの?
志田 最終的には、アクション監督さんと相談して、あのポーズに。出演者、スタッフ、家族とも相談して自分でも考えました!!
テリー どんなポーズを考えたの?
志田 なんか「クルッと回って、キラッ☆」みたいな(笑)。「それ、プリキュアだね」って言われました。
テリー そうか(笑)。かわいいけど、ちょっとライダーっぽくはないかな。やっぱり1年やると、共演者やスタッフとの絆も深まる?
志田 仲よくなりますね。
テリー 悪人とは?
志田 ならなかったです。
テリー 何で?
志田 それは、私のちょっと悪いところで、役者さんをその役として見てしまうんですよ。それこそ弟役の景和もほんとの弟だと思ってますし。
テリー 何それ(笑)。時代劇に出たら、悪代官役の人を本物の悪代官だと思うってこと?
志田 だから考え方が古いんですよ。
テリー 古い新しいの問題じゃないと思うけど(笑)。
志田 ちゃんと挨拶や会話はしたんですけど、やっぱりどこかしら、「この人、悪人だ」って思ってましたね。
テリー伊藤と対談(4)
志田音々「大人っぽい部分とまだ子供っぽい部分の両方を出せた」
テリー セカンド写真集の「ねぇね~」はどこで撮ってきたの?
志田 今年の6月に沖縄で撮影してきました。
テリー お母さんに「絵本みたい」って言われたけど、そんなことないよね。大人っぽい、セクシーな写真もたくさんあって。
志田 うれしいです。やっぱり「仮面ライダーギーツ」の1年を通して役柄に向き合ったことで、自分なりに真剣にいろいろ考えたので、その1年の間で「大人っぽくなったね」って言っていただくことが多くなったんです。表情とか体つきも変わって。
テリー セクシーになった。
志田 そうかもしれないです(笑)。
テリー そうだよね。
志田 それで、1年ぶりの写真集なので、ファーストとの違いを出したいということで、今回は「行ったことのない美ら海水族館に行ってみたい」とか「明るい色の水着を着たい」とか、「お姫様みたいな衣装を着たい」とか、いろいろアイデアを出して。大人っぽい部分とまだ子供っぽい部分の両方を出せたと思います。自分的にもすごく満足しているセカンド写真集になりました。
テリー 特にお気に入りのカットは?
志田 これは「絶対やりたい」って言った撮影なんですけど。一色紗英さんのポカリスエットのCMって覚えてらっしゃいます? 屋根の上でペンキを塗ってる、「夏!」っていう感じのCMなんですけど。
テリー ああ、何となく覚えてるかも。
志田 私、あのCMが大好きで。「あれがやりたい」って言って、白い布と自分の体にペンキを塗って、ペンキだらけになりました。その写真がまとめてバーッと凝縮されてるページがあるんですけど。なかなか日常ではできないことだし、楽しかったので、このページがいちばん好きです。
テリー (写真集を見ながら)確かにここ、音々さんの人柄がよく出てるよね。すごく自然体というか、ほんとに楽しそうだよ。
志田 好き勝手やらせていただきました(笑)。
テリー ということは満足度は。
志田 私的には100%です!
テリー 役者の仕事はこれからも続けていくんでしょう?
志田 はい。いちばん近いところだと10月18日から「かげきしょうじょ!!」という舞台に出演させていただきます。原作はアニメにもなった同じタイトルのマンガです。歌劇学校に通う女の子たちのお話で、私は主人公の渡辺さらさという女の子を演じます。
テリー どんな物語?
志田 もうガッツあふれるお話というか。「紅華歌劇団」という劇団に入るために女の子たちが頑張るお話なので、いろいろな悩みや葛藤を抱えながら成長していく姿を見ていただけたらと思います。
テリー 舞台は初めて?
志田 4年前に一度、ちょっとだけ出させていただいたんですけど、こんなにしっかりと役をいただいて、しかも主演っていうのは初めてです。
テリー 仮面ライダーを1年間頑張ったおかげっていうのもあるよね。
志田 そうですね。成長した姿を見ていただければ。
テリー 他にもやりたいことってある?
志田 まだまだ挑戦していないことがいっぱいあるんですよ。バラエティー番組にも挑戦してみたいです。いろんなお仕事ができたらなって思ってます。
テリーからひと言
気象予報士、合格してるといいね。3冊目は「気象予報士の水着写真集」期待してます!
舞台「かげきしょうじょ!!」第2章(2024年12月)上演
大正時代に創立され、未婚の女性だけで作り上げる美しく華やかな舞台で、世代を超えて人々の心を魅了する「紅華歌劇団」。
その人材を育成する「紅華歌劇音楽学校」に、高い倍率をくぐり抜け入学してきた第100期生たち。
未来のスターを目指し、輝く舞台へ情熱をそそぐ歌劇少女たちの<青春スポ根ストーリー>!!
『かげきしょうじょ!!』の原作は、斉木久美子が白泉社「MELODY」にて連載中で、2021年にはTVアニメ化も果たした青春スポ根ミュージカル漫画。
女性のみで構成される“紅華歌劇団”の人材育成を目的とした紅華歌劇音楽学校を舞台に、“第100期生”である10代の少女たちが未来のスターを目指してひたむきに奮闘・葛藤する姿を描く。
昨年10月上演の1章に続き、渡辺さらさ役を演じるのは志田音々さんです。
これからも 活躍の場を広げ頑張って欲しいですね!