吉川愛のプロフィール
吉川愛の足跡
3歳で芸能界入り、5歳の時にコカ・コーラ「爽健美茶」のCMでデビュー。子役として多くの作品に出演。
2016年4月、学業に専念することを理由として芸能活動を停止し、引退を発表した。
引退後は「勉強に専念し、芸能界の仕事には一切の未練もない」として学業に専念し、パンが大好きなのでパン店でのアルバイト店員も経験するなど一般の女子高生として日々の生活を送っていたが、研音のスタッフからスカウトされたことをきっかけに未練に気付き女優業復帰を決意した。スカウトした研音のスタッフは元子役の吉田里琴と知らずにスカウトしたそう。
2017年4月、本名と同じ吉田里琴から吉川愛に芸名を変更し、研音所属俳優として心機一転の再デビューを果たした。復帰第1作は同年7月期日曜ドラマ『愛してたって、秘密はある。』(日本テレビ)。
2019年1月期火曜ドラマ『初めて恋をした日に読む話』(TBSテレビ)や2020年1月期火曜ドラマ『恋はつづくよどこまでも』(TBSテレビ)で主人公の恋のライバル役を演じ、話題になった。
2021年3月公開のディズニーアニメ映画『ラーヤと龍の王国』の主役・ラーヤの吹き替えで声優に初挑戦。
同年4月期木曜ドラマF『カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。~』(読売テレビ・日本テレビ)で連続ドラマ初主演。同年7月9日公開の映画『ハニーレモンソーダ』(松竹)でヒロイン・石森羽花役を演じて、第45回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。
24年7月期ドラマ「降り積もれ孤独な死よ」にも挑戦
本作ヒロインを演じる吉川愛が初めてノワールサスペンスに挑戦!
――原作となる漫画『降り積もれ孤独な死よ』(原作:井龍一 漫画:伊藤翔太/講談社)はまだ未完結で、この先の展開に注目が集まっていますよね。ドラマで吉川さんが演じる蓮水花音はどんな人物ですか?
花音はミステリアスな女の子です。基本的には自分の意志をしっかりと持った、優しい女の子なのですが、突発的な行動も多くて。「なんでこんな行動するの?」「どうしてそんなこと言うの?」と、不思議で行動が読めない、おもしろい部分があるんです。
――そんなキャラクターをご自身のなかに落とし込むのは難しいのではないでしょうか?
そうですね。あまり共感できなくて(笑)。ちょっとズレているところが彼女の良いところであり悪いところでもあるのですが、その違和感がストーリーのなかで存在感を出すのかもしれません。
――では、演じる上で意識していることはなんでしょう?
その“ちょっとおかしい”部分をどこまで上手く見せるか試行錯誤しています。わざと悪びれてみたり、普通だと申し訳なさそうに言うところをあっけらかんと言ってみたり、セリフの強弱などを監督と本当に細かくお話し合いさせていただいています。
――放送を楽しみにしている方にメッセージをお願いします。
初めて台本を読んだときに、喜怒哀楽があらわになってしまうくらい、読んでいて楽しく一瞬で読み終わりました。内容的にはダークでハードなのかもしれませんが、キャスト・スタッフが一丸となって撮影に挑んでいるので、1人でも多くの方に見ていただけると嬉しいです。続きが気になるドラマに仕上がっていると思います!
吉川愛さんは、小説「降り積もれ孤独な死よ」のヒロインとして非常に印象的なキャラクターです。彼女の内面的な葛藤や孤独感が深く描かれており、読者に強い共感を呼び起こします。愛の成長や変化を通じて、物語は感動的な展開を見せてくれました。
24年10月『マイダイアリー』にも出演します
脚本兵藤るりのオリジナル作品『マイダイアリー』。物足りなかった人生を変えた“かけがえのない居場所”と、何気ない幸せな日々を描いた、日曜の夜にそっと心を軽くするヒーリングドラマ『マイダイアリー』が10月20日(日)よる10時15分よりスタートします。
(2024年10月19日(土)に行われた、ABCテレビ系『マイダイアリー』制作発表会見に吉川愛が出席した。)
役柄について「すごくおっとりした可愛らしくて、推し活をしている女の子です。その裏側に、過去にちょっとしたトラウマがあって、そのトラウマを思い出すと悲しい思いになってしまうというか、繊細だけど可愛らしくて元気な女の子を演じております」と話し、思い出深いシーンを聞かれると「初めてのまひるちゃんの推し活シーンの撮影で、私は推し活をする時は結構叫んでしまうタイプなんですけれど、まひるちゃんは1列目にいるよりも、6列目、7列目にいる、ちょっとおとなしめにしっとりと推している子と言われて。その塩梅がすごく難しくて、どうしても笑顔になってしまって1話を観たら結構ニコニコしちゃっていて、やっちゃったなって(笑)ある意味面白いなと思うシーンです」と明かしました。
これからも彼女の活躍が楽しみです。